学校法人桃山学院桃山学院創立125周年、桃山学院大学開学50周年 記念事業125th / 50th St.Andrew's

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桃山人の集い

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第7回  森部 友彰さん (95年文学部卒)

 

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チャレンジするということ

 

 

―これからどんな仕事をやっていきたいですか?
 果敢にいろいろな事をやっていきたいと思っています。自分の中でいろいろ考えながら動いているつもりです。雑誌から始まって、テレビに行って、広告・CMを経てから、またテレビや映画の分野で働いています。これは自分で決めた道を歩んでいるので、この道の延長上で何が出てくるのか楽しみですけれども、一応、自分でプランしながら動いてます。
 いろいろな方とコネクションを作ってお会いして、どんなテレビが、どんな映画が始まるという情報を得て、そこで何ができるかを考えて、自分が動かすことができる部分と、自分の人脈を通じてできる部分とをくっつけたら何が生まれるだろうかと、自分の中でプランしてプロデュースしていくんですね。タイミングにもよりますし、自分の力だけじゃなく、いろいろな方のサポートがないと絶対に成立しない仕事です。
 

 

 

 例えば、映画では、プロデューサーと主役の方と打ち合わせて、うちの新商品を履いて頂いて、足元から写すようなカメラアングルで映像を撮って欲しいとか、ナイキというのはギリシャ神話に出てくるニケという勝利の女神の名前の英語読みなので、台詞で「ニケって何なの?」「勝利の女神っていう意味なんだよ」と入れていただくとか…。スポーツ用品メーカーの人間だけれども、結局スポーツではなくて、カメラアングルや台詞がどうだとか、テレビ番組制作での自分のキャリアを活かしたディレクションをしてお客様に満足していただきました。今後も自分の経験から得たものを活かせる仕事が出来ればと考えています。

―今までお会いしたスポーツ選手で影響を受けた方は?
 個人的に好きな選手は、中田英寿さんですね。会社の契約選手でしたので、広告の撮影でご一緒させて頂いきました。遡りますが、私がニューヨークにいた時、ちょうど中田さんがイタリアに行って、テレビ番組で中田さんは全部自分で話すんですよね。イタリア語にはイタリア語で、英語には英語で答えるんです。上手い下手は別としてバリバリ答えてるんです。基本的に僕の知っているスポーツ選手は、通訳を伴っているんですよね。ある選手は英語が苦手だから、ある選手はミスコミュニケーションで違った捉え方をされたら困るからと。ごもっともなんですけれども、ニューヨークで仕事をしていた自分にとって、例えば同僚は中国人、アシスタントはフランス人、パートナーはイギリス人と、そのような環境で、文化の違いで苦労することがたくさんあったので、通訳も使わずに自分の言葉でインタビューをこなしている中田さんを見て、何て凄いんだろうと思いました。プレーがものを言うのはあたり前ですけれども、プレー以外でものを言っているし、バイタリティーもあって、凄いなこの人はと思いました。絶対に努力して話せるようになっているはずじゃないですか。そういった部分を何も見せずにイタリア語や英語で答える彼の姿を見て非常に心を動かされました。たまたまナイキ ジャパンに入って、中田さんとフェイス・トゥ・フェイスでお仕事をする機会があったので、「昔からファンでした」と、プライベートな形で挨拶させていただいたことがありますね。

―どういう反応でした?
 喜んでくださったんじゃないかと思います。「そうですか」という言葉で受けていただいたのを覚えていますね。中田さんしかり、やっぱり第一人者って凄いなと思いますね。例えば野茂秀雄さんもちろんそうですし、道を切り拓いた人っていうのは、何事も私が想像する以上に苦労はあったと思いますね。

―桃山の学生にメッセージをお願いします。
 やはりチャレンジ精神を常に持って動くべきだと思いますね。何事も人のせいにするなと。こういう時代だからとか、社会がどうだとか、ワーキングプアがどうだとか、他大学に比べたら上とか下とか、就職難だからとか、いろいろ言いたいことはあると思うんです。でも、そんなこと言ってたら何も出来ないと思います。とりあえず一歩踏み出そう。社会に出たら有利・不利当然あると思うけれども、それを越えるだけの努力をしなければ勝ち取れないものがあると思うし、最初から誰かのせいにしてたら何も始まらないと思うからこそ、常にチャレンジ精神をもって、やんちゃな気持ちで就職活動や、就職してからの人生を歩んで欲しいと思います。

 

   
 

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