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事務職員インタビュー
本学院事務職員が、所管の業務、仕事にやりがいを感じる瞬間、入職後の職員のイメージ変化についてインタビュー形式で紹介します。
【総務部 企画課】
【教学部 国際センター事務課】
【教学部 教務課】
【教学部 学生支援課】
【研究情報部 情報センター事務課】
- 【総務部 企画課】
女性 本学採用年 2007年(既卒採用)
- 現在の仕事の内容は?
- 私は企画課に所属しており広報を担当しています。広報と言いましても、学内向けの広報と学外向けの広報とがあります。学内向けの広報では「アンデレクロス」という主として在学生向けの広報誌の製作を担当しています。紙面では活躍している学生や各学部での取り組みなど、学内関係者の方々に是非知っていただきたい情報、また学生生活の充実につながるような情報を掲載しています。より多くの学生に興味を持って読んでもらうには、どのような企画を掲載すればよいか、また、どのように掲載すれば読みやすいかを日々考察し、製作に取り組んでいます。
次に、学外向けの広報として、大学の学びや学生生活など本学の情報を掲載している「大学案内」の製作を行っています。こちらに関しても、正課・正課外で活躍した人を中心に出来るだけ多くの学生を取り上げることで学生生活の具体的なイメージを伝え、各学部の学びや就職等を含め本学の取り組みについて予備知識の無い高校生や受験生に、いかに親しみを持ってもらい、桃大生になりたいと思ってもらえるかを考え製作しています。
- 仕事にやりがいを感じる瞬間は?
- 企業とは違い学生と接せる事が大学職員として一番の特権だと思います。自分の担当している業務で彼らの活躍を取り上げ、取材等を通じて学生達の活き活きした姿を目にする事や、その取材記事が掲載される事によって、学生に喜んでもらえる姿を見ていると、職員になってよかったと思います。また、「アンデレクロス」を学生スタッフと共に制作していく中で、彼らの成長に立ち会える事、また、彼らと一緒に自分も成長できる事にとてもやりがいを感じます。
- 志望時点での仕事のイメージが入職後どう変わりましたか?
- 大学職員とは、日々決まった業務を淡々とこなすだけのイメージが強かったのですが、決してそうではありませんでした。少子化など時代の変化に伴い、大学にも変化が求められますし、大学の運営を担う職員にも日々試行錯誤・成長が求められます。この様な環境で自分の成長と共に日々の仕事にも変化があり、常にやりがいを感じられることが、入職前のイメージとの一番大きな違いだと思います。
- 【教学部 国際センター事務課】
女性 本学採用年 2000年(新卒採用)
- 現在の仕事の内容は?
- 世界22の国・地域にある海外協定校との連絡・調整、本学学生を海外に派遣するプログラムおよび協定校の学生を本学にて受け入れる短期受け入れプログラムの総括をしています。また、昨年より国際交流と地域貢献のコラボレート企画として、学長事務課社会貢献室との協働で英語キッズ・クラブ(近隣のお子様を対象とした、本学交換留学生と英語で遊ぶプログラム)を企画・運営しています。
- 仕事にやりがいを感じる瞬間は?
- 海外協定校を1校増やすには、学内・外での長期間にわたる綿密で根気強い調整が必要となります。しかしながら、この1校は本学学生の挑戦と成長の舞台と成り得ます。本学の学生がさまざまな国際交流プログラムを通じて発見や努力、新たな出会いや挑戦を経験し、コミュニケーション能力や他者理解に富んだ「世界の市民」として成長する様子にやりがいを感じます。また、国際的な学びの可能性が豊富であるという本学の特徴を、国内外に発信する業務に能動的・直接的に携わるチャンスがあることにも使命感とやりがいを感じます。
本学事務職員としては、異動によって多面的に学院に関わることができ、本学院に関する知識と業務の習熟度を高めることができることに意欲とやりがいを感じます。本人のやる気とOJTによる成長が大きい職場だと思います
- 志望時点での仕事のイメージが入職後どう変わりましたか?
- 学生・生徒の成長への直接的関わりやプログラムの企画・運営、または学外との折衝業務など、「事務」のイメージとは結びつかない活動が多々あります。そのため、業務遂行上では事務作業のスキルのみならず企画力や交渉能力が求められます。また、学生にとって最も身近な社会人として、また彼らの背中を押すサポーターとして、人間力が求められるように思います。まずは職員一人ひとりが学生から見て「このような大人になりたい」と思われるようなロールモデルでありたいと思います。
- 【教学部 教務課】
男性 本学採用年 2007年(既卒採用)
- 現在の仕事の内容は?
- 履修・試験・成績に関する業務を担当しています。履修関係業務については、主に履修の相談、指導、卒業見込みに関するチェック作業等を行っています。試験関係業務については、期間外・内試験の時間割作成(教室の配当や試験監督の割当)、試験問題の印刷、配布用時間割表や教務関係HPの作成などを行っています。成績関係業務については、教員の成績評価にもとづくデータ入力作業、短期・長期留学による単位認定作業、各種資格等による単位認定作業等を行っています。
- 仕事にやりがいを感じる瞬間は?
- 一番やりがいを感じる瞬間は、卒業式の日に「ありがとうございました」の一言をもらったときです。成績関係の業務を担当しているということもあり、学生と面談をする機会が数多くあります。1回の面談で終わるケースがほとんどですが、中には繰り返し面談や電話でのやり取りを重ねるというケースもあります。そのような形で知り合った学生が、無事に卒業の日を迎えたとき、必ずと言っていいほど、「ありがとうございました、無事に卒業できました」と笑顔で挨拶に来てくれます。この瞬間が、今の仕事で一番やりがいを感じる瞬間です。
- 志望時点での仕事のイメージが入職後どう変わりましたか?
- 志望時点での大学職員といえば、パソコンに向かう仕事がほとんどで、対人の仕事が少ないというイメージを持っていました。しかし実際は学生・保護者・教員・企業など、色々な人との関わりが多く、事務だけでなく営業や接客のような業務もたくさんあります。たくさんの人と接し、話をすることで得られるものは、自分の世界観を広め、多くのことを学ばせてくれます。
- 【教学部 学生支援課】
男性 本学採用年 2000年(新卒採用)
- 現在の仕事の内容は?
- 学生支援課では、主に学生の正課外の活動(クラブやサークル活動、ボランティア活動、奨学金、アルバイト、学生相談、健康管理、セミナーハウス、課外体験プログラムの企画実施、学内福利厚生施設の管理、マナー・モラルの啓発活動、障害を持つ学生の支援等)を管轄しています。私はこれらの業務のうち、経済支援や福利厚生にかかわる業務を中心に担当しており、学生からの相談業務や他部署との調整を行っています。また、業務を行う中で課題などを洗い出し、情報収集を行い、費用対効果を考え、経済支援諸制度や各種プログラムを改善することも大切な業務のひとつです。
- 仕事にやりがいを感じる瞬間は?
- 学生支援課は、新入生キャンプや公認団体の幹部を集めたキャンプ、大学祭の実施など学生とともに業務を行うことが多く、学生とつながりの深い部署のひとつです。行事に取り組む学生にとって、こちらが提供するアドバイスを受け入れることが難しい場合もあり、行事を成功させるという気持ちは同じでも、時に激しい議論に発展することもあります。そのような場合は、大学として安全性や公共性の観点からアドバイスをしていることを時間をかけて説明するなどし、当方の意図をしっかり伝えるよう心がけています。このような苦労を経て無事行事が成功したときに学生から感謝されたり、卒業するときに桃山に入ってよかったと言われたとき、やりがいを感じます。
苦労をして時間をかけて信頼関係が作れた学生ほど、愛校心を持ち、卒業後も大学と良い関係が続くように思います。大学に勤めている以上は学生との関わりは不可欠であり、そこから得られる喜びは、民間企業では経験できないやりがいであると思っています。
- 志望時点での仕事のイメージが入職後どう変わりましたか?
- 入職前のイメージは漠然と大学には教員と学生がおり、その間を取り持つのが職員の仕事である、といったものでした。
当然のことではありますが、仕事は組織で行うものですので、チームワークと協調性の大切さを学びました。また、職員の仕事は、外からは何をしているか見えにくいですが、想定した以上に細かな処理や調整業務などがあることにも気づかされました。大学の業務は幅広く、職員は様々な種類の業務を経験できるので、苦労を伴うことも多々ありますが、面白くやりがいのある職場であると実感しています。とはいえ、民間企業と違い営業成績などが数字に表れる業務ではないので、むしろ目標を設定し、粘り強くそれに取り組む姿勢が求められます。取り組んだ結果が出ると、上で述べたようにやりがいを感じ、次の業務への活力となります。
少子化に伴い本学に入学する学生が多様化する中、どのようなカリキュラム、プログラムを学生に提供すると効果的であるのかを考えることが大きな課題です。また、大学はこれまでのように教養科目や専門科目の教育を通じて課題探求能力を修得させるだけではなく、社会人の基礎としての能力を育成することも求められる時代となりました。
これらの実施にあたっては、大学の全ての構成員(教員・職員・必要に応じて学生)が協力しなければなりません。時代の変化とともに新たな大学の方向性を決める時期に勤務できることを幸せに感じています。
- 【研究情報部 情報センター事務課】
女性 本学採用年 2006年(新卒採用)
- 現在の仕事の内容は?
- 窓口応対(パスワード再設定、ノートPC貸出・返却など)に加え、情報センター事務課の予算管理や大学の情報化や事務職員に関するシステムについて連絡調整、増設・更新の検討をする機関の庶務を担当しています。
最近では、学生用ポータルシステム(自分に必要な情報のみが表示され、すべてのWebシステムの入り口となるようなシステム)の導入に取り組んでいます。
- 仕事にやりがいを感じる瞬間は?
- システム導入に関する大きな案件を担当させてもらえたときにやりがいを感じます。2年前にWeb履修システムの更新を担当した際は大変な作業でしたが、学生から「使いやすくなった」という声があり、とても嬉しく思いました。
今はメールシステムの更新とポータルシステムの導入を担当しています。担当者として、単に「今までより便利に」というものではなく、使う人のアイデア次第でより効果的な教育をするためのツールとして使えたり、学生に多くのチャンスを提供できたりするような汎用的なシステムを導入したいと考えています。このようなシステム導入や更新に関して、様々な人に意見を聞きながら進めていくのは、大変で難しいですがとてもやりがいがあります。
また、情報センターの学生スタッフや自分の後輩など身近な学生が毎日頑張っているところを見ると、自分自身への刺激にもなりますし、もっと桃山にそのような学生を増やしたいという気持ちにもなります。
- 志望時点での仕事のイメージが入職後どう変わりましたか?
- 志望時点では、在学中に関わりの多かった国際センターのイメージが強かったです。外国人留学生の支援をしたり、留学したい日本人学生の相談に乗ったりする仕事はおもしろそうだと思っていました。入職後様々な部署の職員と関わる中で、同じ事務職員でも部署に よって様々な仕事内容があることを知りました。例えば情報センターは学内の情報システムを統括する部署であるため、新しいシステムの導入に関わることができてとてもおもしろいと思います。まだ部署異動の経験がありませんので、他部署の業務については詳しくありませんが、例えば図書館であれば司書の資格が必要であったり、キャリアセンターであれば企業に本学学生の就職活動を支援するために企業を訪問して情報収集するなど営業的な面があったり、学生支援課であればクラブ活動の支援だけでなく、学生生活全般についての相談にのり、アドバイスをするなど、単なる事務職だけではなく様々な業務を経験できることができる職場だと今は感じています。