会長挨拶
平素より桃山学院大学教育後援会の活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。この度、総会において新会長としてご承認いただきました高田です。大役を仰せつかり責任の重さに身の引き締まる思いでございます。非力ながら精一杯つとめたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
2年間、新型コロナウイルス感染症の影響で大学も一時対面授業から遠隔授業に変わるなど、大学生活の様式も大きく変化しました。今は感染対策を十分に講じ、ハイブリット方式など様々な方法も取り入れながら対面授業も全面再開し、快適な学生生活を送ることができるよう教職員の方々に大変なご尽力をいただいています。本当にありがとうございます。
さて、ここで本学の教育後援会について、述べさせていただきます。
教育後援会は、「大学の教育の発展と充実に協力し後援すること」を目的に1959年の桃山学院大学開学と同時に発足した、保証人の皆さまにより構成されている組織です。今現在は大学と連携しながら、学生たちがよりよい大学生活を送るための支援を中心に活動しています。その主な活動内容としては、以下のとおりとなります。
(1)学生や大学への支援としては、クラブ活動・課外活動への資金援助や大学祭・入学式・卒業式への援助、食育キャンペーンなどの援助を行っています。
(2)国際交流支援活動は、海外オンラインプログラムをはじめとして、語学留学や国際ワークキャンプ参加などのグローバル・プログラムへの援助を行っています。
(3)キャリア支援活動は、コロナ禍による企業の新卒採用方法が多様化するなかで、大学と教育後援会が連携して学生のキャリア育成と就職活動に対する援助を行ったり、学生の就職活動支援ができるよう保証人の皆さまに就職情報を提供したりしています。
(4)組織運営活動は、保証人の皆さまとの交流を深めるために全国に13支部を設け、学生の生活状況などの大学からの情報の共有や意見交換を行いながら地域で活動しています。また、大学と協力して全国で開催する教育・就職懇談会や各支部企画行事などでいただいた保証人の皆さまのご意見・ご要望を収集し、今後の各活動に反映させています。
(5)広報活動は、保証人の皆さまのより一層のご理解・ご協力を得るために教育後援会だより「かけはし」を年一回発行しています。今年度より新入生の保証人の皆さまに提供していた教育後援会会報「ももやま」と統合し、新しい「かけはし」となっています。また教育後援会のホームページを運営し、大学・教育後援会行事、全国各支部の紹介や活動状況などの情報提供を行っています。
教育後援会は保証人・学生の声を大学に届け、学生がより素晴らしい大学生活を送ることができるよう活動してまいります。桃山学院大学で学び経験したすべてのことが、学生の皆さんの中に芽吹き成長することを願っています。そしてやがて未来の日本の社会を担い、世界の大きな舞台で活躍する日が必ずくることでしょう。
引き続き教育後援会が、さらに充実したものとなりますよう、本部・支部役員一同力を合わせてつとめてまいりますので、益々のご協力とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
桃山学院大学教育後援会
会長 高田 忠彦