法学部 法律学科過去のトピックス(2017年度)

2017年度法学部春期集中講座「社会の中の法体験B」を開催しました。

 2018年1月31日、2月1日・5日・8日・9日の日程で、2017年度法学部春期講座「社会の中の法体験B」を開催しました。
 2017年8月に開催した「社会の中の法体験B」に引き続き、2017年度2回目の集中講座です。

 「社会の中の法体験B」のテーマは、ずばり「お金」!
 お金に関係する法律やお金に関わる社会についての学びがメイン・テーマです。
 今回は、日本銀行大阪支店、大阪造幣局及び造幣博物館、大阪取引所に伺い、更に日本FP協会、近畿財務局、泉大津税務署から講師を派遣して頂きました。

 正課授業ではなかなか法や社会が動いている現場を訪れることは難しいですし、正課授業の授業時間中に「考える」時間を設けることもほぼ出来ないため、正課授業が終了した長期休暇(今回は春期休暇)でこそ実現できたプログラムです。

 個人で考えるだけではなく、グループで課題について意見交換をして意見の違いについて議論を交わしたり、個々の意見をまとめて報告をしたりというグループ・ワークも行いました。

 このような法学部集中講座は定期的に開講されるものではありませんが、開講が決まりましたらM-Port等を通じてアナウンスしますので、興味のある方は申し込んで下さい。
 ただ、事前課題・事後課題が山のように出ますので、その点は覚悟して下さいね。

 

 

2017年度法学部講演会
「好きだから束縛?好きなのに暴力~それってホントに恋愛ですか?~」を開催しました。

 2017年11月15日(水)に、平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」啓発事業の講演会「好きだから束縛?好きなのに暴力? ~それってホントに恋愛ですか?~」を開催しました。

 原田薫さん(ウィメンズセンター大阪代表)をお招きし、デートDVのお話を中心にご講演をいただきました。パワーポイントや資料を用いながら、デートDVにおける女性の性暴力の話を中心に、その実態や被害者救済の観点から幅広い話題が講演内容となりました。

 講演は、約200名の法学部学生を中心に、学外からも多くの来観者が参加し、会場がほぼ満員になるなど盛況のうちに終えることができました。

主催:桃山学院大学法学部・モアいずみ(和泉市男女共同参画センター)

 

2017年度司法試験合格者インタビュー③

 野嵜淳介さんは、2008年度に本学法学部を卒業後、関西大学法科大学院に進学、修了し、2017年度司法試験に合格されました。今回は野嵜さんに、司法試験や勉強方法等について伺いました。

司法試験を受験しようと思ったきっかけは?
 法学部に進学して、漠然と「弁護士って格好良いな」程度の憧れを持っていました。4年次生くらいでしょうか、ゼミの担当教員から「ロー・スクールというものもあるから、目指す人は頑張れ」という話がありました。そのことはずっと覚えていたのですが、大学卒業時にはロー・スクールに行こうとはかけらも思っていませんでした。勉強したいなんて全く思えなかったので。かといって、他に何になりたい、何かをやりたいということもなく、目標を定められずに就職活動をすることもなく卒業しました。
 卒業後、3年ほど友人の飲食店を手伝ったり、レンタカー屋で働いたり、テレフォン・アポインターとして働いているうちに、ふと、弁護士になりたいという思いが膨らんできました。特にきっかけがあったわけではないのですが、大学入学時からの憧れが小さい火種として残っていて、それが少しずつ大きくなっていったのではないかと思います。「弁護士になりたい!」と。


ロー・スクール受験に向けてどのように準備をしましたか?
 弁護士志望熱が熱くなったのが、ロー・スクール受験まで1年を切ったくらいの時期でした。大学卒業後の3年間は全く法律の勉強をすることもなく働いていましたので、そこからは必死に勉強しました。まず、大学時代の教科書を引っ張り出して読みました。時間的余裕もなかったので、手を広げずに基本書を読み込み、まとめ、過去問を解いていきました。
 その結果、既修コースに合格できましたが、入試時の成績はかなりひどいものでした(苦笑)。
 (ロー・スクールに行かずに司法試験を受験できる)予備試験のことはもちろん知っていましたが、効率的に勉強するにはロー・スクールに行った方がよいと考えたので、予備試験を受験しようとは考えませんでした。

ロー・スクールではどのように勉強されましたか?
 私のときに既修コースに合格したのは30名。クラス編成は成績順ではなく、成績上位者もばらばらにして3つのクラスに分けられました。1年次生は授業の予習・復習をこなしながら自分の勉強も並行して行っていました。授業の予習が過度の負担となることで、復習や自分の勉強が疎かになってはいけないとの配慮がなされていたため、自分の勉強時間も十分確保することができました。その自分の勉強では、基礎を確実に押さえることを念頭に置いていました。
 ただ、既修コースに入ったものの、学部時代にもあまり勉強しなかった刑事訴訟法と、それまで全く勉強していなかった民事訴訟法がかなりマズイ状態でした。そこで、1年次の5月と6月に予備校の民事訴訟法と刑事訴訟法の通信講座を受講しました。それぞれ2週間ほどで講座を終えた後、司法試験合格レベルには満たないものの、一時的に他の科目よりも民事訴訟法・刑事訴訟法が得意になりました(笑)。
 2年次生の秋頃、外部の答練(論文の答案練習)講座を受講するのとほぼ同時期に、友人と答練対策ゼミを始めました。
 ロー・スクールの自習室に寝袋を持ち込み泊まり込みで勉強している人もいましたが、私は家勉(家で勉強する)派だったので、大体は家で勉強していました。勉強は、基本の基本を探すこと。どの基本書にも書かれていることは、絶対に押さえなければならない事柄だと考えて重点的に勉強しました。
 ロー・スクールの入学試験の成績はひどいものでしたが、上記のような勉強をこなすことで学力はかなり上昇したとおもいます。成績でいうと1年目2年目共に5番目の成績になっていました。

司法試験に合格できたのは何が奏功したと思いますか?
 ロー・スクールを修了して1回目の司法試験受験では、合否のボーダーくらいかな——問題との相性が良ければ受かるかな——と思って受験して、落ちました。このときは本当にショックで、悔しくてたまりませんでした。
 そこで、絶対2回目で受かってやる!と心に決め、再び基本に忠実に、過去問を何度も解き、1日に10時間以上勉強しました。1日10時間以上といっても、本当に集中して勉強したのは5時間ほどでしたが、あとは何をするにも 勉強をしながら 生活をしていました。この1回目の受験から2回目の受験までの間、家からほとんど出ませんでした。完全に引きこもりでしたね(笑)。
 そこまでやったら、自分でも大丈夫だろうと思えましたね。基本をしっかり押さえることと、適切にアウトプットできるようにすることが一番重要だと思います。

これから先の将来は?
 自分が司法試験を受けたのは「弁護士って楽しそうだな」と思ったからなので、やはり弁護士になろうと思っています。裁判官や検察官も格好良いのですが、弁護士の方が職業的な裁量の自由度が高いかなと。
 具体的な事件に実際に触れていない現時点での考えですが、司法試験受験時に労働法を選択したこともあり、労働の仲裁事案などもやってみたいですね。企業法務や民事事件を担当できる弁護士になりたいです。
 
司法試験やロー・スクール受験を考えている法学部生へのメッセージを
 先程も述べましたが、複数の基本書に重複して書いてある部分は絶対に押さえましょう。また、機会があるならば、早い時期から過去問などを解き、先生方に見て頂いた方がよいです。最初は書けなくても当たり前。でも、そこで恥ずかしがってしまうとアウトプット能力を高められません。
 基礎力がついていなければアウトプットできないのは当然です。問題を見て「何の問題か」がわからなければ、まだ基本の勉強が足りていないというサイン。できないところは勉強して次に書けるようにすればよいのです。論文には一定の書き方があり、その書き方は練習しないと身につきません。恥ずかしがっていたらその書き方が鍛えられないので、恥は捨ててチャレンジして下さい。

全ての法学部生へメッセージを
 よく遊び、ほどほどに勉強し、目一杯学生生活を楽しんでから卒業して下さい。

 

 

講演会「好きだから束縛?好きなのに暴力?~それってホントに恋愛ですか?~」を開催します(要申込)

 2017年11月15日(水)に、平成29年度「女性に対する暴力をなくす運動」啓発事業の講演会「好きだから束縛?好きなのに暴力?~それってホントに恋愛ですか?~」を開催します。本学学生は申込不要です。

 

日 時 2017年11月15日(水)11:00~12:30(開場 10:30)
会 場 桃山学院大学 2号館301教室
講 師 ウィメンズセンター大阪代表 原田 薫 さん
申込方法





 






 
本学学生は申込不要です。
モアいずみ(和泉市男女共同参画センター)に電話(0725-57-6640)またはファックス(0725-57-6643)でお申し込みください。
※ファックスの場合は、講座名・住所・名前(ふりがな)・電話番号(ファックス番号)をご記入ください。
※受付時間は9:00から17:15まで(土日祝を含む)。
※定員(200名)になり次第、締め切ります。
  • 「法女性学」(松田聰子担当)受講者の申込は不要です。
  • その他の桃山学院大学在学生の申込も不要ですが、「法女性学」受講者及び上記申込者へ優先的に座席を配置しますので、申込者多数の場合には立見になる可能性があります。

>チラシはこちらから
>モアいずみ(和泉市男女共同参画センター)での紹介はこちらから

 

 

2017年度司法試験合格者インタビュー②

 豊田幸剛さんは、2013年度に本学法学部を卒業後、関西大学法科大学院に進学、修了し、2017年度司法試験に合格されました。今回は豊田さんに、司法試験や勉強方法等について伺いました。

司法試験を目指すことになったきっかけは?
 大学1年次生の時に、基礎演習の担当の先生が大阪地方裁判所堺支部へ連れて行って下さいました。そこで刑事事件の裁判傍聴をしていたのですが、たまたま事件と事件の間の空白の時間があったのか、裁判官と検察官の方が残って「何か質問はありますか」と言って、私たちの質問に答えて下さったんです。
 それまで、法学部に入ったからには法律に携わる仕事がしたいと漠然と考えながらも、具体的にイメージできてはいなかったのですが、そのとき色々なお話を伺って、「こういうふうに法律に携わる仕事が良いな」と思えました。それが始まりです。

法学部ではどのような勉強をしましたか?
 大学時代はかなり遊びまくっていて、ロー・スクールの入試対策を始めたのは3年次生の終わりくらい。適性試験対策としては本を買って過去の問題を解きまくり、小論文対策は予備校に通いました。
 ただ、私は民法のゼミに所属して、民法判例百選を、全部ではないもののかなりの数を学部生のときに勉強していたので、ロー・スクールに入って既修コースの学生と比べて知識の足りない科目の理解が足りず悔しい思いもしましたが、民法だけは授業についていくことができました。

ロー・スクールでは、どのような勉強をしていましたか?
 私は未修コースで入学しました。そのときの未修コースの同期入学者は15人くらいで、既修コースは20人くらいでした。
 1年次生では憲法・民法・刑法・商法を、2年次生では民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法を学ぶというカリキュラムだったので、日々その予習・復習に明け暮れていました。
 ロー・スクールの自習室が7時から19時まで開いていたので、週6日か7日のペースで7時から21時まで、授業がない時間にそこで勉強していました。土曜日も弁護士の方が答案練習会のような形で教えて下さったので、それを卒業後の4月頃まで続けました。
 3年次生の10月頃からは2つの予備校へ。1つでは基礎から学び直しを、もう1つでは答案練習を行いました。
 ロー・スクールの3年にもなって基礎からと思われるかもしれませんが、司法試験には何よりも基礎が大事だと思っていたので、私は一通り学んだ3年次生だからこそ、今一度基礎から学ぶべきだと考えました。

司法試験に合格できた要因はなんでしょうか?
 特に「コレ」というものはないような気がしますが、やはり、基礎をしっかりと学び固めたことでしょうか。
 短答式試験にしても、論文式試験にしても、基礎がなければ解けませんから。

これから先の夢は?
 「町の弁護士」になりたいです。身近なことをなんでも相談できるような。
 大企業などを相手にするよりも、隣近所の悩み事を解決できるようになりたいです。顧客と近い距離で接して、様々な種類の法律問題を解いていければ良いと思います。
 
ロー・スクールへの進学や司法試験を目指そうとしている法学部生に対してアドバイスを。
 基礎をしっかりと身につけて下さい。そして、できるだけ早く勉強をはじめて、予備校に行って、ロー・スクールの既修コースに進んだ方が良いです。
 順番が前後しますが、まず、既修コースを勧めるのは、既修コースの受験生の合格率と未修コースの受験生の合格率では既修コースの受験生の方が良い合格率だからです。
 そして予備校を勧めるのは、「標準的な基礎知識を身につけた」学生が司法試験に受かるのであり、その「標準」を知るのに一番手っ取り早いのは、予備校だからです。
 最後に、できるだけ早く勉強を始めた方が、合格までの準備期間が取れるからです。例えば、法学部1年次生から勉強を始めてロー・スクールの既修コースに行くと、6年間勉強することになります。ただ大学「生活」を過ごすだけではもちろん「勉強した」とは言えませんが、それができるならば、合格までの時間を短縮できると思います。

全ての法学部生に対するアドバイスを。
 単位を落とさないこと!私のように遊んでも良いですが(笑)、単位を落としてはいけません。

 

 

2017年度司法試験合格者インタビュー①

 口元一平さんは、2013年度に本学法学部を卒業後、関西大学法科大学院に進学し、修了し、2017年度司法試験に合格されました。そこで、今回は、口元さんに、司法試験や勉強方法等について伺いました。

司法試験を受験しようと思ったきっかけは?
 それまで、勉強が面白いと思ったことはなかったんです。でも、法学部に入学して、民法とか・・・身近な問題が面白いと思えたんです。
 そんな中で、大学2年次生くらいのときでしょうか。「法律」に関係する職業にどのようなものがあるかな、と調べる中で、弁護士等があって。どうせなら、トップを目指そうかと(笑)。負けず嫌いなんですよ。

司法試験を受験しようと決意してから、大学(学部)ではどのように勉強しましたか?
 ロー・スクールに行くには既修コースと未修コースがありますが、自分の知識・学力で既修コースは難しいと考え、未修コース一本に的を絞りました。未修コース受験のために、適性試験対策もやりました。でも、学部のときの勉強時間は、1日1時間くらいでしたけど。

ロー・スクールに進学してからはどのように勉強していましたか?
 私が入学した年の未修コースへの入学者は、私を含めて4人でした。その中ではトップの位置に付け、ロー・スクール修了時までそれを維持しました。このとき、1日の勉強時間は7~8時間。毎日その位は勉強する必要がありました。
 未修コースの3年間で、1年次にはインプット、2年次にはインプットとアウトプット、3年次にはアウトプットを中心にやっていました。
 具体的には、1年次にはひたすら基本書や判例を読んでいました。基本書は、司法試験合格までの間に10回くらい通読したでしょうか。
 2年次には、それに加えて「書く」練習をしました。ただ、外部の答練(論述問題の答案練習)へ参加したのは、3年次の11月になってからでした。そのときの点数は平均くらい。「知識がないから答練はまだ早い」という傾向があるように思いますが、今思うと、もっともっと早く——それこそ、学部の3年次生くらいからでもやっておけばよかったかなと思います。

今後はどのような未来を描いていますか?
 弁護士に。それも万能型の弁護士に(笑)。
 弁護士志望は・・・大阪から動きたくないからです。裁判官や検察官だと、転勤が多いと聞きますし。
 また、どちらかといえば会社法関係が得意ではありますが、弁護士として、最初から「この分野」という専門を決めたくありません。いずれ何らかの分野に落ち着くとは思いますが、広く浅く・・・いえ、深く、顧客に対して「それについては専門ではないので引き受けられません」と言わずにすむようになりたい・・・したいです。

司法試験やロー・スクール受験を考えている法学部生へのメッセージを
 第1に、基本書を読みましょう。判例の原文も読みましょう。基本書を通読するということを学部生ではやりませんでしたが、早めの知識蓄積のためには、これをやっておけばよかったと思います。
 第2に、書く練習をして下さい。先程答練をもっと早く始めれば良かったという話をしました。学部生だと書けることもあまりないかもしれませんが、知識がない中でも「書く」練習、アウトプットの練習はしておいた方が良いと思います。「早く書く」のは、必須技能ですし。
 第3に、1日何時間も勉強ができる体力を付けるべきです。毎日7~8時間の勉強をするには、相当の体力が要りますから。

全ての法学部生へのメッセージを
 予習復習をしっかりと!自分が過去にしっかりやっていたかどうかはともかく(笑)、教科書をよく読んで、授業ではどこを勉強しているのか、先生が何の説明をしているのかは把握する必要があります。楽しいですよ。法律。法学。

 

 

法学部卒業生が平成29年 司法試験に合格!

 2017年9月12日(火)に、「平成29年司法試験」の合格発表が行われ、本学法学部卒業生の口元一平さん(2013年度卒)、豊田幸剛さん(2013年度卒)、野嵜淳介さん(2008年度卒)が、司法試験を突破し見事合格されました。法務省の発表によると、平成29年の司法試験の結果は、「出願者数6,716人、最終合格者数1,543人」という状況でした。

 本法学部は、毎年、司法試験の合格を目指す学生を法科大学院に送り出しています。その成果として、2002年度の設置以来、今年の合格者を含めて司法試験の合格者は累計で9名となりました。

 本法学部では、夢を持って法曹・法律専門職をめざす学生のために、司法コースモデルなどの履修モデルを示すと共に、「入門」から「専門」へと計画的に学習できる科目配置をしています。また、1年次では弁護士や元裁判官などを講師とする「法職オリエンテーション」で実務の話に触れ、3年次になると法律事務所や法務局などで就業体験をおこなう「法職インターンシップ」を取り入れ、さらに本法学部卒業生の現役弁護士による「法学特講」を開講するなど、法科大学院進学、司法書士・行政書士試験の受験を全力でサポートしています。

 

法学部主催ステップ・アップ・セミナー「公務員 警察官 大阪府警編」を開催します。

 2017年6月29日(木)16時40分から、法学部主催ステップ・アップ・セミナー「公務員 警察官 大阪府警編」を開催します。今回は、大阪府警での仕事や警察官採用試験等についてのお話をしていただく予定です。

 また、本学の学生であれば、どなたでも自由に参加できます(登録の必要ありません)。
 

講師 大阪府警採用担当官
日時 2017年6月29日(木) 16時40分~18時10分
場所 T-001教室
対象
 

 
本学の学生であれば、どなたでも自由に参加できます。
※登録不要

>チラシはこちらから

 

 

法学部1年次生の授業風景レポート —キャリア・ガイダンス—

 2017年4月19日(水)、2017年度法学部1年次生の合同基礎演習で、キャリア・ガイダンスを実施しました。

 これからの法学部での4年間の学生生活を通じて、就職や進学等の将来に向けてどのような準備をすればよいのかについて、法学部教員とキャリア・センター職員が説明を行いました。

 そこでは、本学には就職に向けてのキャリア科目が設置されているだけではなく、1・2年次生向けの公務員講座と3年次生向けの公務員講座を設けるなど、法学部生の就職に向けた充実した支援をしていること、更に、法学部でも独自に法職セミナー室を設けて法学部生への支援を実施していることについて説明されました。

 学生生活や進路を決める上で不安のタネを抱えたとしても、そのタネを1人で抱え込まず、誰かに相談して一つ一つ不安を解消していけばよい——キャリア・ガイダンスの冒頭に語られた松田聰子法学部長の言葉です。
 キャリア・ガイダンスの最後には基礎演習の担当ではない法学部教員も駆けつけ、法学部教員の紹介がありましたので、これからは色々な先生に「相談」することができます。

 

 

2017年度保護者・教員懇談会を開催しました。

 2017年度入学式が、4月3日(月)午前10時から総合体育館で開催されました。新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
 その後、場所を3号館206号教室に移して、法学部保護者・教員懇談会が行われました。保護者・保証人のみなさんで教室は一杯になりました。
 教育後援会と同窓会からご挨拶があったあと、『法学部の学び』と題して、法学部長から、法学部の「教育目標」と「教育の特色」「キャリア支援」などについて説明がありました。みなさん、熱心にメモをとったり質問をしたり、大変充実した1時間になりました。

 

 

前田徹生名誉教授へ退任記念号(桃山法学第26号)を贈呈しました。

 2017年4月5日の法学部教授会において、松田聰子法学部長より、前田徹生名誉教授に対し、退任記念号(桃山法学第26号)が贈呈されました。

 前田徹生名誉教授は、法学部長を二回就任し、さらに本学学長を歴任されるなど、2017年3月に退任するまでの38年の長きにわたり桃山学院大学に貢献されるとともに、法学部の創設と運営にご尽力いただきました。

 

 

2017年度新入生向けカリキュラム・ガイダンスを開催しました

 2017年3月24日(金)、2017年度新入生向けの法学部カリキュラム・ガイダンスを開催しました。

 入学式の前から科目分類やら卒業必要単位やら法学部生として履修が望ましい科目やらの説明に何やら不安げな様子も見受けられます。

 でも、大丈夫! わからなければ、尋ねればよいのです。

 時間割の作り方は教務課に、大学生活のことは学生支援課に、高校とは違う勉強の方法に困ったら基礎演習の担当教員に。

 法学部の基礎演習では、新1年次生が約20名毎にクラス指定され、法学部の教員が1年間1つのクラスを担当します。

 春はもうすぐそこです。

 

 

2016年度卒業式が挙行されました。

2017年3月17日(金)に、2016年度卒業式が挙行されました。

 聖書の朗読・祈祷など、本学らしい次第で進められ、各学部の総代が卒業証書の授与を受けました。法学部の総代は久村航士さんです。

 卒業式の前には学部成績優秀者表彰式が行われ、総代の久村さんの他、伊藤貴博さん、西野湧哉さんが表彰されました。

 4年間本学で学んだ知識を礎に、4月からの新しい一歩が、卒業生の皆さんにとって幸多いものであるよう祈っています。

 

 

前田徹生法学部教授の最終講義を開催しました

 2017年2月22日(水)前田徹生法学部教授の最終講義「学究生活と職務を振り返って、憲法学と大学の未来を考える」が開催されました。

 憲法学、特に人権論について長年研究を続けてこられた前田教授の最終講義は、前田教授の研究人生の礎or端緒となった過去の出来事を振り返ることから始まりました。

 自分の意見を表明するためのビラも自由に配ることができないほど荒れた時代に、「ビラがダメならば・・・!」と次の策を考えていたという大学時代。サークル活動に熱中し、大学での学業成績は特に優れていたわけではなかった。学生運動の「挫折感」「無力感」のなかで、次第に「もっと勉強がしたい」という思いが強まって大学院に進学したこと。ミュンヘン大学やマックス・プランク研究所での留学で培った、世界的に名を馳せた研究者達との交流の中で研究を深めていかれた。
 そして、前田教授が長年取り組んでおられた社会権に関する研究——特に、生存権と経済的自由権について、なぜそこに関心を抱いたのかを語られました。ここでは、主たるテーマとして生存権を取り上げた理由のさわりだけ紹介します。

 わが国における憲法25条1項「生存権」の課題はプログラム性の克服にあった。堀木訴訟や立法不作為をめぐる訴訟を通じて学説・判例とも「最低限度の生活」についてはその裁判規範性を認める方向で通説化してきている。他方で、立法形式が全く異なるドイツでも「生存最低限」については裁判規範性を認める方向が示されており、その近似性が社会権論の本質を示していると指摘されている。

 今後は、これまでの研究を基に、日本、ドイツ語圏、アメリカで議論されている社会権論や経済的自由権の違憲審査論等についてまとめていきたいとのことでした。

 専任教授を退かれても、退かれたからこそ得られる時間を研究に向けたいとの姿勢は、研究者として是非お手本にしたいものです。

 前田教授は、2017年4月より名誉教授となられます。

 

 

2017年度の和泉市との生涯学習推進事業が始まります。

 2017年4月11日(火)より下記の日程で、平成29年度いずみ市民大学教養学部〔前期〕(和泉市による生涯学習推進事業)として、法学部教員が「ニュース・事件で考える法」を総合テーマとする全11回の講座を行います。
 今回は、ニュースなどでも取り上げられたことのある事件等を題材に、「法」の目線で見るとどのように見えるのか等を解説します。

 法学部では学内だけではなく、法教育・消費者教育を通じ、地域の方々にも「賢い消費者」としての判断力を向上して頂けるような講座を今後も提供していきたいと考えています。


> チラシ「平成29年度 いずみ市民大学 教養学部[前期]受講者募集!」

  日程 講義テーマ 講師名
1 4月11日 認知症事故と責任 田中 志津子教授
2 4月25日 小学生による加害事故 —サッカーボールと責任—
3 5月2日 死刑冤罪事件を考える 江藤 隆之准教授
4 5月16日 死刑以外の重大冤罪事件を考える
5 5月30日 基地移設が法的紛争になった事例 天本 哲史准教授
6 6月6日 津波を予見することができたとされた事例
7 6月13日 会社の発展と創業家 瀬谷 ゆり子教授
8 6月27日 バブルの後始末
9 7月4日 類似商標 —似てるか似てへんか— 馬場 巌教授
10 7月11日 TPPと知的財産権 —ジェネリックについて—
11 7月18日 人工知能と著作権

お申し込み・お問合せは、和泉シティプラザ生涯学習センターまで

 

 

 

合同基礎演習で消費者啓発実践授業を実施

 2016年12月14日、12月21日、2017年1月11日に、それぞれ3クラス合同基礎演習にて消費者啓発の実践授業を行いました。

 このような「学生が演じ学生が答える」というアクティブ・ラーニングを始めて今年度で3回目になります。「未成年者による契約」、「判断能力が不十分な人の契約」、「定期購入契約」、「SNSを介した投資講座契約」、「転倒事故の管理者責任」の5つの寸劇のうち、合同基礎演習で演技担当の学生が4つを演じ、各演目の後でそれに関連するクイズに観客側の学生が答えるという形式で行われました。

 これら5本の寸劇のシナリオ及びクイズは、法学部の学生団体LEXが今年度作成したものです。今年度はLEX所属の学生がSAとして、演技担当の学生の指導を補助しました。

 寸劇・クイズで表現された内容が、授業で学習した内容と同じであることに気付かなかった学生が、解説を聞いて授業でやったことを思い出したのか、悔しがる場面も。クイズの中には1年次生には難しいものもありましたが、問題の詳細かつ専門的な内容については、上級学年の授業で学ぶことができます。


 授業で学び、そして実際に問題となる場面を目にすることで、消費者に関係する法的問題の理解が一層深まることでしょう。

 

 

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