
講師:桧本 多加三(郷土史家 エクステンション・センター講師)
10月31日(金)に開催いたしました!
歴史を語らせれば右に出るものなし、郷土史家でもあり、エクステンション・センターの名物講師でもある 桧本 多加三先生にご登壇いただきました。例年は「歴史探訪ウォーク~大人の遠足~」をこの時期は開講しておりましたが、より多くの方に桧本先生の講座を楽しんでいただきたく、今年は座学の開講といたしました。
なんと今回の講座では92名もの方が受講されました。先生の巧みなお話に引き込まれ、笑いありの和やかな雰囲気の中、充実したひとときを過ごしました。
今回の講座「蔦屋重三郎の生きた時代 田沼意次の実像に迫る」では、大河ドラマ『べらぼう』でおなじみの蔦屋重三郎が生きた時代を背景に、歴史上の重要人物である田沼意次に焦点を当て、その人物像や当時の社会情勢、また、その時代に生き、名を残した人物についてわかりやすくご解説いただきました。
大河ドラマをより深く楽しむための補足情報も交えた内容で、受講者も熱心に耳を傾けておられました。
足軽の家から大出世を遂げた田沼意次の生涯をたどり、田沼全盛期から失脚に至るまでの歩みを通して、「どのように生きるべきか」を先生とともに考えました。
講座の締めくくりには、「歴史を学び、その背景や原因を考えることの大切さ」「一度きりの人生において、どのような判断をしていくか」という先生の言葉が印象に残りました。改めて、歴史を学ぶことの意義とおもしろさを実感できる講座となりました。
《受講者の感想》
なんと今回の講座では92名もの方が受講されました。先生の巧みなお話に引き込まれ、笑いありの和やかな雰囲気の中、充実したひとときを過ごしました。
今回の講座「蔦屋重三郎の生きた時代 田沼意次の実像に迫る」では、大河ドラマ『べらぼう』でおなじみの蔦屋重三郎が生きた時代を背景に、歴史上の重要人物である田沼意次に焦点を当て、その人物像や当時の社会情勢、また、その時代に生き、名を残した人物についてわかりやすくご解説いただきました。
大河ドラマをより深く楽しむための補足情報も交えた内容で、受講者も熱心に耳を傾けておられました。
足軽の家から大出世を遂げた田沼意次の生涯をたどり、田沼全盛期から失脚に至るまでの歩みを通して、「どのように生きるべきか」を先生とともに考えました。
講座の締めくくりには、「歴史を学び、その背景や原因を考えることの大切さ」「一度きりの人生において、どのような判断をしていくか」という先生の言葉が印象に残りました。改めて、歴史を学ぶことの意義とおもしろさを実感できる講座となりました。
《受講者の感想》
- 大河に沿った講座内容なので、理解しやすく、聞き易かったです。悪い風評の多い田沼意次だと思っていたのですが、田沼意次の苦悩、苦労、哀しみを聞き、人を断面的な見方をしないようにしようと思います。
- 歴史上の事実だけでなく、今の社会の出来事や生き方までも考えさせて下さる深い講座で参加して良かったと心から思います。
- 巧みな話術と豊富な知識で楽しく聴くことが出来ました。田沼意次については一般的には良い評価を受けていないと思いますが、一方で違う評価もあり興味深い話題でした。次回以降も楽しみにしています。自分の弱点に気付かない振りをしている・・・自分もそうかも知れません。
- 松平定信のルーツと、田沼意次をなぜ毛嫌いしていたのかを理解できました。久しぶりの桧本先生の講座でしたが、変わらない熱のある授業で、歴史の知識がありすぎて、すぐ横道に行ってしまうところも、楽しんで拝聴しました。
- NHK"べらぼう"の渡辺謙さんを思い浮かべて聴講しました。田沼意次の時代に起こる世相の状況を現代の社会の動きに置き換えて お話される内容がとても興味深く聞き入りました。時間が足りません!!!とても良い講義でした。ありがとうございます。
- 悪人と思い込んでいた田沼意次の功績や失脚、自分の弱点を知って行動できなかったという田沼や松平定信の生き方の対比がおもしろく興味深かったです。歴史のおもしろさと共に現代の人物像を考えることのおもしろさを改めて感じました。楽しかったです。ありがとうございました。

講演中の様子

熱く語る桧本先生
ご受講いただきました皆様、また、アンケートにご回答いただきました皆様、誠にありがとうございました。
12月には「脳と体の健康教室」を開催予定ですので、こちらもお楽しみに!
エクステンション・センターでは、これからも市民の皆様が身も心も豊かになれる講座を開催していく予定です。皆様のご受講を心よりお待ちしています。
12月には「脳と体の健康教室」を開催予定ですので、こちらもお楽しみに!
エクステンション・センターでは、これからも市民の皆様が身も心も豊かになれる講座を開催していく予定です。皆様のご受講を心よりお待ちしています。