下山 佳那子 Kanako Shimoyama

著書、論文など

著書

 ・(分担執筆)山本恒夫『生涯学習支援実践講座 生涯学習コーディネーター新支援技法研修第IV単元テキスト:事業の設計とマネジメントにおけるコーディネート』、一般財団法人社会通信教育協会、2025年(分担範囲:54

 ・(分担執筆)竹之内禎, 山口洋, 西田洋平『情報資源組織論』、東海大学出版部、2020年(分担範囲:7章(7.17.6))など

 

論文

・下山佳那子.「ニューロダイバーシティと図書館サービス:自閉スペクトラム症者の包摂と展望」.カレントアウェアネス.2024no. 361p. 10-13

Shimoyama, Kananko, Nishiura, Minako, Naka, Hajime, Tsuji, Keita, Itsumura, Hiroshi. “Does Evaluation Improve Performance?: A Case Study of Japanese Public Libraries”. Qualitative and Quantitative Methods in Libraries (QQML) no.3, p. 293-303, 20139月など

 

 

口頭発表

・下山佳那子「神経発達症者にやさしい図書館:事例紹介を通じて」国立国会図書館 利用者への図書館サービスを担当する職員向け研修,
 202512

・下山佳那子,水沼友宏「日本の高等教育機関における図書館員養成プログラムの実施状況」第109回全国図書館大会岩手大会 第5分科会,
 202311

・下山佳那子「子育て世代の生涯学習に対する支援」日本生涯教育学会第42回大会 202111月など

その他、図書館や司書に関する業績や取組み

・東京都三鷹市 三鷹市立図書館協議会委員(20237月~現在)

・日本図書館協会 図書館情報学教育部会 幹事(20196月~現在)

・日本生涯教育学会 生涯学習研究e事典構築・運営委員会 委員(20179月~現在)など

なぜ図書館や司書に関連する学問を目指されたのですか?

大学時代に、図書館(特に公立図書館)に興味を持ちました。当時住んでいた地域には、非常に充実した(専門書も豊富な)図書館があり、大学のレポートのための資料を集めたり、進路選択を考える際などに、大いに活用しました。そのような経験を経て、図書館を充実させることは、ある程度の公共の利益につながるのではないかと考えるにいたりました。また、大学では社会科学専攻で、なかでも行政学と経営学に特に興味を持ったことから、二つを組み合わせた公共経営学を志向し、研究対象として公立図書館を選びました。

私の好きな本

・よしながふみ「大奥」男女逆転の発想に脱帽。歴史SFとして見ても非常に面白いですし、現代社会におけるジェンダーと比較してみたりというように、色々な楽しみ方ができました。

・「はじめての絵画」「はじめての国宝」(いずれも小学館の図鑑NEOアート)子ども達とNHKEテレの「びじゅチューン!」という番組を見るようになり、美術に興味を持ちました。図鑑を見ながら、子ども達と話したり、模写を楽しんだりしています。

・ヨシタケシンスケ「あんなにあんなに」親子の様々な成長・変化の過程をユーモアで彩りながら、過度に美化することなく等身大で描いてある、ジーンとくる作品です。

受講生へのメッセージ

ご縁があり桃山学院大学での二度目の授業です(普段は横浜の大学に勤務しております)。
今年度も、皆さんとともに学んでいけたらと思います。よろしくお願いします!