研究業績
- 『情報活用術:情報検索・情報処理の楽々実行』 (部分執筆)学芸図書 2000年
- 『図書館と情報機器・特論』 (部分執筆) 第一法規出版 1999年
- 『大学教育の数学的リテラシー』(部分執筆)東信堂 2017年
- 「『図書館戦争』シリーズの表現に関する図書館情報学的考察」図書館界 60(2) 142 - 152 2008年7月
- 「公共図書館における有料データベースの導入について」図書館界 59(2) 132 - 136 2007年7月
その他についてはリサーチマップをご参照下さい。
その他、図書館や司書に関する学問の業績や取組み
日本図書館研究会研究委員
なぜ図書館や司書に関連する学問を目指されたのですか?
私は、大学院理学研究科で応用数学の修士号を得た後、11年プログラマーとして民間企業で勤務し、1996年に桃山学院大学に着任しました。
当時の担当科目は『コンピュータ利用I』というPC入門科目でした。当時はインターネットの民間利用の勃興期で、webサイトの閲覧だけで受講生がどよめいた時代でした。初めての講義を半年終えたころ、このような技術は急速に普及するであろうが、普及した後の社会で文系大学生に求められる「情報」の能力とは何だろうかと考えるようになりました。
そのような日々を送っている時、当時の桃大の司書育成を統括されていた志保田先生から、司書育成のカリキュラムが変わって情報技術が重視されるようになったので、司書育成にも関わってくれないだろうかとの打診を受けました。当初は軽く考えて引き受けたのですが、司書育成の一端を担っているうちに、図書館情報学的な視点こそが21世紀の文系学生に必要な「情報」の視点ではなかろうかと考えるに至り、図書館情報学的な観点を踏まえた情報リテラシー教育の研究と実践に携わるようになりました。
当時の担当科目は『コンピュータ利用I』というPC入門科目でした。当時はインターネットの民間利用の勃興期で、webサイトの閲覧だけで受講生がどよめいた時代でした。初めての講義を半年終えたころ、このような技術は急速に普及するであろうが、普及した後の社会で文系大学生に求められる「情報」の能力とは何だろうかと考えるようになりました。
そのような日々を送っている時、当時の桃大の司書育成を統括されていた志保田先生から、司書育成のカリキュラムが変わって情報技術が重視されるようになったので、司書育成にも関わってくれないだろうかとの打診を受けました。当初は軽く考えて引き受けたのですが、司書育成の一端を担っているうちに、図書館情報学的な視点こそが21世紀の文系学生に必要な「情報」の視点ではなかろうかと考えるに至り、図書館情報学的な観点を踏まえた情報リテラシー教育の研究と実践に携わるようになりました。
私の好きな本
- 香月美夜『本好きの下剋上』
- 読書猿『独学大全』
受講生へのメッセージ
コロナ禍の影響もあり、決して楽な道ではありませんが、がんばってください。
藤間も出来る限りの応援をします。