国際教養学部英語・国際文化学科

教員からのメッセージ

日本・東アジアコミュニケーションコース

当たり前の言葉(ヒト脳の働き)の根本が
解明されていないことに驚嘆してみよう

有川 康二
担当講義
・科目名
日本語学概論/日本語教授法の基礎A/B/グローバル体験セミナー(交換留学生たちと一緒に言語理論を学ぼう)※[※の科目は2024年度以降開講予定]

自己紹介

専門は生物言語学でホモ・サピエンス語の文構造を研究してきました。今はおもに生物言語学の数学、物理学、生物学との統合可能性に関心があります。

MESSAGE

鳥たちは飛びまくり、花たちは咲きまくり、犬たちは嗅ぎまくり、私たちは喋りまくります。人は言葉によって生きもすれば死にもします。人間は言葉の根本を何千年も探究してきましたが解明できていません。言葉の根本の解明は人間社会にとって急務です。時速11万キロで公転中の地球を含む宇宙の探究が急務であるように。言葉はヒト脳の言語システムの働きです。言語システムは2個の要素を無限に結合する結合マシーンです。コミュニケーションに適応して進化したのではありません。人間が騙し合い、殺し合う動物であるわけです。なぜ言葉はこんな姿かたちなのか?なぜ私たちの脳だけがこんな言葉を生み出すのか?一緒に考えてみませんか。

RESEARCH

https://www.andrew.ac.jp/researchers/c5o8gl00000001fl.html

  • 結合マシーン
  • 言語システム
  • 生物言語学
  • 文の構造
  • ホモ・サピエンス
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