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社会の課題解決に必要なもの
それは、法律知識とリーガル・マインド
社会の課題解決に必要なもの
それは、法律知識とリーガル・マインド

法学部法律学科

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法は紙ではなく社会に息づくもの。社会は法の上に成り立っているもの。
世の中で生じる課題を解決するには、法律知識だけでなく
論理的に考えるリーガル・マインド(法的思考力)が不可欠です。
社会とリンクした実践的な学びを通して課題解決⼒を養成します。
4年間の堅実な学びの先にあるのは、あなたが目指すもの。
警察官、地方公務員、行政書士、企業——あなたの目指すものは何ですか?

西宮市役所
産業文化局 都市ブランド発信課 主事

瓜生 桃香さん

●法学部 法律学科 2016年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち①

愛媛、大阪、オーストリアと
舞台を移し、現在は
西宮市の魅力を発信しています。

私は西宮市役所の「都市ブランド発信課」で勤務しています。「住みたい街」として人気のこの街で、イベントの企画・運営や様々なPR活動に取り組んでいます。地元・愛媛から桃大への進学を決めたのは、幼い頃から習っていたピアノやバレエの本場・オーストリアへ留学するという夢があったから。国際交流に力を入れていて、法学部生でもオーストリアへ長期留学できる大学だったからです。もともと法律にも興味があり、学部の授業では裁判の判例や法律論などを通して、一つの問題を様々な角度から考える力を身につけました。先生方は、質問すると深く丁寧に教えてくださり、そのおかげで楽しく学ぶことができ、充実した毎日でした。
オーストリアへの長期派遣留学に際しては、事前に1ヵ月、ドイツでの語学研修に参加。この研修は長期派遣留学へのイメージ作りのためでもありましたが、現地では自分から話しかける勇気も得られたので、オーストリアでも積極的に学ぶことができました。オーストリアでは、本場のオペラやバレエの鑑賞に加え、授業や現地学生とのグループワークなどでも高成績を残すことができ、困難を乗り切る精神力や周りに働きかける積極性が身につきました。
桃大は、長期派遣留学での単位認定や法学部で学ぶ環境づくり、さらにはサークル活動への資金援助など、学生がやりたいことを応援してくれる制度が充実していました。様々なサポートを受けたおかげで、長年の夢をかなえながら、好きな勉強をし、やりたいことを何でもやった4年間でした。また、卒業時には総代に選んでいただくなど、桃大での4年間が、今の私の自信になっています。

⼤阪府警をはじめ
公務員の合格実績は
法学部の学びの結実

公務員合格実績

24

2021年度
法学部卒業生実績、延べ

2021年度卒業生の合格先速報!

  • 埼玉県警察本部
  • 大阪府警察本部
  • 奈良県警察本部
  • 香川県警察本部
  • 大阪市消防局
  • 東京消防庁
  • 春日部市消防本部
  • いちき串木野市消防本部
  • 高知県庁
  • 泉大津市役所
  • 自衛隊

公務員(警察官)採用 大阪府下大学第3位!

出所:AERA MOOK進学 大学ランキング2023

学びのポイント

基礎知識を積み重ね、論理的思考を反復トレーニング

1

スムーズに法律に親しむ1年次の仕組み

入学直後の「憲法」「民法」「刑法」各入門科目は座席指定で。これによりみなさんの「戸惑い」をいち早くキャッチ&フォロー。入門科目は、専門的な学びへ進むための1st Stepとして重要な科目。公務員採用試験科目となっている法令を学習するならば、ここから学びの基礎を固めましょう。また、「法職オリエンテーション」では、警察官、弁護士、裁判官、企業の方などをお招きし、各仕事の魅力や法学を学ぶ強みなどをお話いただきます。法律の知識はどの仕事にも必要であることを知り、法学部に進学して良かったなどと感想が寄せられる大好評の科目です。

専門知識と法的思考力を徹底的に磨き上げる

2

将来に向けてスタート!&特徴的な2年次からの学び

1年次の「基礎演習」で資料収集の方法、レポートの書き方など、学びの基礎力を固めます。2年次は「演習2A/2B」を受講し3~4年次に2年間指導を受ける「演習」を選択することもできますが、「専門演習A/B/C」を選択して同じ教員から3年間に渡り指導を受けることが可能であることが特長です。「公務員」「ビジネス法実務」「法律専門職」の各コースモデルを中心とした学びも2年次から。ゼミナールとコースモデルでの学びとを一致させることで、将来の進路により近づくことができるでしょう。

3

法律知識と法的思考を活かして課題解決力を身につける

課題を解決するために法律を「使う」には、「どのような場面でどの法律を適切に解釈し、適用できるか」という判断が重要です。この判断能力の基礎を身につければ、複雑化した現代社会の課題も解決できます。例えば、和泉市役所、泉州南広域消防組合・消防本部、大阪府警の方から現状と課題をお話しいただき、グループワークで課題解決策を検討する授業など、アクティブ・ラーニング型の学びの中で、社会での法律知識と法的思考の活用の仕方を学び、課題解決力を身につけます。

4

大阪府警をはじめとした高い公務員合格実績

公務員への合格者実績の高さが法学部の特徴のひとつ。正課外のステップ・アップ・セミナーで現役の警察官・消防官などから直接話を聞いたり、公務員対策講座を受講することもできます。


[2021年度卒業生の合格実績]
高知県庁/泉大津市役所/海南市役所/埼玉県警察本部/大阪府警察本部/兵庫県警察本部/奈良県警察本部/香川県警察本部/大阪市消防局/東京消防庁/春日部市消防本部/いちき串木野市消防本部/自衛隊

POINT

警察官養成プログラム

法学部は警察官の養成にも定評があり、これまで多くの警察官を輩出しています。正課の授業と課外活動を組み合わせた「警察官養成プログラム」で、志願者をバックアップします。採用試験対策にとどまらず、警察官として活躍するうえで必要となる憲法や刑事訴訟法などを学ぶことができるだけではなく、警察学校や昇進試験など採用後も役立つ法知識やリーガル・マインドを身につけることができます。

希望進路に合わせて
専門性を高める
3つの履修コースモデル

将来設計に沿った学修を進めるため、2年次から3つの履修コースモデルを設定。
公務員、法曹界だけでなく、企業就職にも有利な資格取得を目指すなど、将来の目標に合わせて履修できます。

公務員を目指すなら

公務員コースモデル

大阪府庁

百濟聡さん(写真左)

●法学部 法律学科 2019年3月卒業

清水拓人さん(写真右)

●法学部 法律学科 2020年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち②

同じゼミ生の先輩から後輩へ 親身なアドバイスを生かし大阪府職員に

百濟:大阪府総務部統計課に勤務する清水拓人さんと私は、ともに法学部花元ゼミ(民法がテーマ)の出身で1学年違い。私が4年次生、清水さんが3年次生のときに一緒に学びました。私は大学入学時から公務員志望で、2019年に大阪府職員として採用されました。

清水:私も大阪府庁に入庁後は、百濟さんのように府税事務所に2年間勤務しました。2022年から統計調査を行う部署に異動となり、勤労統計調査の仕事をしていますが、公務員になると決めたのは大学4年生のとき。猛勉強の末に合格することができましたが、その陰には「先輩が後輩をサポートする」という花元ゼミの伝統とともに、百濟さんからの親身なアドバイスがありました。

インタビューの全文はコチラ >


 

和歌山県警

K・M さん

●法学部 法律学科 2022年卒業

法学部を卒業した先輩たち③

ボランティアサークルの代表として
子どもたちを見守ってきた経験が警察官の原点

警察にはさまざまな相談や要望が寄せられ、それに対してできる活動を行います。その結果「ありがとう」と声をかけられたときはとても嬉しいです。パトロール中に子どもたちから笑顔で敬礼をしてもらうと、元気をもらうと同時に子どもたちが安心して暮らせるようにと気を引き締めています。所属するゼミでは、プレゼンテーションやディベートが重要視されていました。これらのスキルを身につければ社会人になっても役立つと思い、パソコンによる資料作成やグループ内での意見交換、発表時の積極的な発言を意識していましたが、当時の経験が今さまざまな場面で役に立っています。また、大学内のボランティアサークル「桃パト」の代表として、警察の方のご協力のもとで、大学付近の小学校における防犯教室の開催や下校時の見守り活動などに取組んできました。活動を通じて、地域における防犯活動や交通事故防止啓発の重要性を知ることができ、現在の警察官としてのやりがいにつながっています。


 

大阪府警察

S・Mさん

●法学部 法律学科 2017年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち④

子どもたちのヒーローであり続けるため、地域の警察官として職務をまっとうしたい

私の両親は警察官でした。パトカーに乗っている父親と交通課で働く母親は、かっこよくて自慢の両親でした。中学生のころ、「生まれ育った大阪の役に立ちたい」、「困っている人を助けたい」という気持ちとともに、小さい頃から見てきた自慢の両親と同じ警察官になりたい、と目指すようになりました。地域警察官としてのやりがいは、府民の方々に感謝されることです。また、犯人を捕まえたときは、本当にこの仕事をしていて良かったと思います。交番でも被害届を受理しますが、被害者がいれば必ず犯人がいます。被害者を出さないために警戒をして事件を未然防止するのも私たちの仕事なら、犯人を捕まえて被害者を救うのも、やりがいのある仕事です。パトロール中に小さいお子さんから「おまわりさん!」 と言って敬礼をされると、 警察官という職業は子どもたちにとって 「ヒーロー」 のような存在であると実感します。今後も府民の方々に安心感を与えられる存在であり続けたいです。

 

埼玉県警察本部

宇根 夢千代さん

●法学部 法律学科 2020年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち⑤

沖縄発、大阪経由、
日本を守る警察官へ!

幼い頃にまるで家族のように親しくしてくれた警察官の方に憧れ、私の夢は昔から一貫して“警察官になること”。地元の沖縄から桃大への進学を決めたのは、公務員試験への充実したサポート制度と、多くの警察官を輩出した実績があったからです。いざ入学してみれば、優しい先生方や仲間たちとの出会いがあり、女子バレーボール部での活動やアルバイトにも打ち込み、期待以上のキャンパスライフでした。

桃大には、先輩が後輩の勉強をサポートする仕組みがあり、文章の書き方など学びの基礎からフォローしてもらえる環境が頼もしかったです。先生も指導に熱心で、不得意だった論述は授業外でも何度も添削していただけたことで、苦手を克服できました。また公務員試験対策講座では、授業に加え、模擬面接や何でも相談できる環境など、親身なサポートがありました。

様々な方に支えられ、夢をつかむことができました。法学部で学んだ知識と部活動を通して培った責任感を生かし、誰からも親しまれる警察官を目指します。

POINT

高い公務員合格実績を支える充実したプログラム

公務員を⽬指す学⽣のために「法学特講−公務員対策」や「公務員英語Ⅰ・Ⅱ」などの正課の授業でも実践的な試験対策を実施しています。
さらに、キャリア・センターが課外講座として実施している「公務員対策講座」では、仮に提供されている講座を全部受講した場合、 1年間に200回以上の授業を受講可能です。
(全部の講座を1年間で受講せず提供講座の中から選択して受講することもできます。)




公務員試験対策講座

外部の資格スクールと連携し合格をサポートします。

一般企業員を目指すなら

ビジネス法実務コースモデル

紀北川上農業協同組合 ライフアドバイザー

山口 駿人さん

●法学部 法律学科 2019年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち⑤

高齢者からの相談にも確実に応えられるよう資格取得など、勉強を続けていきたい

生まれ育った橋本に恩返しがしたいとの想いから、地域に密着しているJA職員になりました。現在はJAバンクで渉外担当をしています。ゼミでは家族法を専攻していたので、資産の相談を受ける中で相続の話になると、学んだ内容が役立っていると感じます。在学中にファイナンシャルプランナー3級を取得した際、金融資産や保険についても勉強していたので、ここで得た金融知識も今の仕事につながっています。
今後は高齢者の方からの相談に対して確実にサポートをするため、現在はファイナンシャルプランナー2級も取得し、さらに高度な金融知識が得られる新たな資格取得を目指しています。農家の高齢化に伴って耕作放棄地が増えている昨今、農業人口はさらに減少するでしょう。一方で、法人としての農業者が多くなるとの予測もあります。JAの職員として、そういったケースに対して早めの対策を取っていきたいです。また若い方にも農業に興味を持ってもらえるように、新たな取り組みについても率先して考えていければと思います。

POINT

法学部の学びにより高めた能力を
可視化できる有効な手段、それは資格

資格は自分の能力を他の人にわかってもらうためのツールの1つ。
「ビジネス実務法務検定3級」は、企業を目指す人には持っていて欲しい登竜門的資格。
法学部では正課の「企業法入門」で「ビジネス実務法務検定3級」合格をバックアップします。

2021年度法学部卒業生の
主な一般企業就職先

  • 泉大津市役所
  • いちき串木野市消防本部
  • 大阪市消防局
  • 大阪府警察本部
  • 香川県警察本部
  • 春日部市消防本部
  • 高知県庁
  • 埼玉県警察本部
  • 奈良県警察本部
  • 兵庫県警察本部
  • 大阪厚生信用金庫
  • 大阪信用金庫
  • 奈良県農業協同組合
  • 晴れの国岡山農業協同組合
  • 日本郵便株式会社
  • 地方独立行政法人大阪府立病院機構
  • 株式会社伊藤園
  • 株式会社マイナビ
  • 東洋テック株式会社
  • モリ工業株式会社
  • 中山福株式会社
  • 株式会社パシフィックソーワ
  • マツモト産業株式会社
  • ゲンキー株式会社
  • 株式会社万代
  • 株式会社ライフコーポレーション
  • NECネクサソリューションズ株式会社
  • 近畿合同法律事務所
  • 社会福祉法人大阪府社会福祉事業団
  • 社会福祉法人博光福祉会
  • 学校法人日章学園
  • 日本駐車場開発株式会社
  • 南海辰村建設株式会社

裁判官、検察官、弁護士など法律家を目指すなら

法律専門職コースモデル

小山司法書士事務所 司法書士

小山 哲史さん

●法学部 法律学科 2013年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち⑥

問題を抱えている人を孤立させないよう、法的アプローチで地域の問題に取り組みたい

高校生のとき司法書士が行う法教育の講座を受け、この仕事に興味を持ちました。現在は独立開業し、主に成年後見業務や財産管理業務をしています。司法書士試験の際に役立ったのは民法・刑法・民事訴訟法・憲法の講義です。学説や判例の解釈まで学んでいたので、スムーズに試験勉強ができました。また、1ヶ月間、弁護士事務所で指導していただいた法職オリエンテーションも印象に残っています。弁護士の仕事を間近で見るなど書籍だけでは学べない経験のおかげで、民事訴訟の業務も苦手意識なく遂行できるようになりました。今後は、現在の業務を継続しながら、気軽に法律相談ができる環境づくりにも尽力していきたいです。法律家がもっと身近な存在になれば、家族や地域内だけ問題を抱え込むことなく法的なアプローチで支援し、孤立させない社会に変えていけるはず。地域に馴染んで、地域の問題に一体となって取り組み、困っている人に対して公的機関や民間団体等への橋渡し役を担いたいと考えています。

 

福岡綜合法律事務所 弁護士

福岡 恵太さん

●法学部 法律学科 2008年3月卒業

法学部を卒業した先輩たち⑦

弁護士として、
人々の悩みの先に笑顔を描く。

入学当初は公務員を目指していましたが、大学の「法職インターンシップ」というプログラムがきっかけで本気で弁護士を目指すようになりました。法律事務所で業務を体験させてもらう中で、弁護士という仕事の多様性や、依頼者の人生の深い部分までかかわって問題を解決する姿を見て、この仕事をしたいと思ったんです。司法試験に向けて勉強する中で特に役立ったのは、ティーチング・アシスタントの方が講義をしてくださった「法学検定試験対策講座」。憲法・民法・刑法にまたがる基本的な法律知識や勉強方法を学ぶことができました。

現在は弁護士として独立し法律事務所を経営しています。法律相談や訴訟代理人、刑事弁護人、破産申立人、後見人など、仕事内容は多岐にわたりますが。常に大切にしているのは、「いつも笑顔で、話しやすく、わかりやすく」。大きなやりがいは、依頼者の方に法律的な解決への道筋を示せたときです。これからも、たくさんの人と出会い、様々な人生に触れ、ともに悩み、紛争を解決していきたいと思います。

1年次生✕上級生
による模擬裁判

テミス像のある法廷教室で繰り広げられる模擬裁判——それは、「法学特講—法学実践演習Ⅰ・Ⅱ」の一場面。そして、被告人の有罪・無罪、量刑等を判断するのは、「基礎演習」で学ぶ1年次生。実践的な学びの場が広がっています。

POINT

単なる職業体験以上の「責任」の体験

法学部独自のインターンシップが「法職インターンシップ」。法律事務所(弁護士事務所)等で研修を受けるものです(成績要件による選抜制)。依頼人との面談や裁判所への書面提出等、現に生きる「誰か」の人生がかかった現場を体験することで、法と社会との関わりやそこから生まれる責任を学び、実践的な考察力を身につけます。

Close-Up!教員メッセージ

田中 志津子 学部長/教授

私たちは、生きている間中(場合によっては生まれる前や死んでからも)法に囲まれています。例えば、リンゴ1個を100円で買う際、「100円を払えばリンゴが自分のモノになる」のは、「民法で定められている」からなんです。
さて、あなたは、お気に入りのペンを(あげるつもりもないのに)友達に「あげる!」と言った翌日、「あれはウソ」などと言っていませんか?そのペンを友達に(約束通り)渡すハメになったり、その「ウソ」が「いじめ」と認定される可能性も・・・。
これらのことを「なぜ?」と考えた人は、法学部向き。一緒に「なぜ?」を考えましょう。

江藤 隆之 教授

せっかく自分として生まれてきたのに誰がどう決めたかわからないルールに縛られながら生きるなんてまっぴらごめんです。徹底的に考えて自分と他者との「人生の豊かさ」(*)を最大化する地点で見出されるルールを探しましょう。

(*)功利とか、幸福とか、快楽とか、利益とか、福祉とか、そういう言葉を使いたかったのですが、どれも論争的な概念なのでここではぼかして「人生の豊かさ」と表現しました。うまくぼかせていないかもしれません。それはそれでいいのです。死ぬときに「ああ、良い人生だった」と言えるという程度の意味です。

大川 済植 教授

高校生のみなさんは、『現代社会』から「法の支配」を学び、その内容について考えたことがあるのではないでしょうか。このことからもお分かりのように、桃大入学後のみなさんが学ぶ「法律学」は、経済活動に役立つ実践的学問であるといえます。社会構成員としての「ヒト」は、生活上の利益を追求していますが、このような行為には様々な「ルール」が深く関わっています。私が担当する専門ゼミでは、取引社会の中で重要な役割を占めている株式会社の経営をめぐる利害関係人の利益をどのように調整すべきかについて、ビジネス法実務に沿った事案を中心に検討しています。

河野 敏也 准教授

犯罪は、ドラマや報道の影響から「逮捕で事件解決」というイメージを持っていませんか。刑事訴訟法を学ぶと本当は違うことが分かります。ただ、刑事訴訟法が刑事裁判に関する法律と聞くと、弁護人などプロに対する法律で、自分には無関係で学ぶ意味がないと思うかもしれません。ですが、犯罪という重大な紛争解決の法律を学ぶことは、人権を学ぶこと、現実を学ぶこと、バランス感覚を学ぶことに繋がります。これは、刑事裁判とは関係がない皆さんの身近な紛争の解決についても役に立つ力ですので、刑事訴訟法を学びぜひ身につけてください。

楠本 敏之 教授

労働法・社会保障法は、普段の生活の中で役に立ちます。就職して働く際には、労働に関する法律を知らないと困りますし、年金や医療から離れて暮らせない以上、社会保障に関する法律を知らないと困ります。加えて、皆さんにとって最も大切な就職活動に、労働法と社会保障法の知識は役に立ちます。公務員試験や資格試験にも出題されますし、採用面接試験でも社会常識として問われることも多いです。役に立つ法律としてぜひとも学習してほしいと思います。

鈴木 康文 講師

法の歴史は大変に長いものです。それは古代ローマから始まります。その後、ヨーロッパの法は、この古代ローマの法と各地域の固有の法が結合しながら、発展していきました。それでは、ヨーロッパから遠く隔たった日本の法が、このようなヨーロッパの法と無関係かと言えば、そうではありません。現代日本法の基礎となる、明治時代の日本の法は、ヨーロッパの法を参考に作られました。また、その解釈に際してもヨーロッパの法学が参考にされました。私の専門の西洋法制史は、現代日本法のルーツを辿る学問です。

永水 裕子 教授

何だか世の中ちょっとおかしいかもと感じているあなたには法学部がお勧めです。疑問を感じたことに関する法律や制度がどうなっているのかを知るにつれて、「この制度がうまく働けば助かる人がいるのに使い勝手が悪いから困っている人がいる」とか「この法律は今の時代に合わないのでは?」などの問題点が浮かびあがってきます。さらに、「この法律のせいで悲しい思いをしている人がいる」ことに気づくこともあります。このように、自分の中の微かな違和感を大切にしつつ、世の中にある制度を批判的に検討すると、見えてくる景色が変わってきます。ぜひ体験してください。

馬場 巖 教授

高校生の間に歴史や地理をきちんと学んでおいてほしいと思います。例えば法学部でいえば、自由権や平等権を知るためにはフランス革命を知っていなければなりません。さらにその背景に、産業革命で手工業から機械制大工業化されてブルジョア階級が生まれ、市民と貴族や王様との対立があってフランス革命が起こったことも、理解する必要があります。歴史や地理は年号を覚えるだけではなく、内容と、それが現代にどのようにつながっているかを勉強してください。そういう知識があると、大学に入って専門分野を学ぶうえでとても役立ちます。

学部長メッセージ

法知識とリーガル・マインドで
将来の可能性を大きく開く

憲法や法律は社会のあらゆる事象を直接的又は間接的に支えるものですが、日常生活でそれを意識している人は少ないでしょう。
しかし、必要不可欠な「法」というツールを用い、色々な形で実際に社会を支えている人がいます。それが弁護士等の法律家であり、社会基盤を支える公務員であり、法律知識を持った企業人でもあります。(ここで「企業人」が出てくることに違和感を覚える人がいるかもしれませんが、会社も社会に必要な存在です。企業が存在しなければ、現代社会で生きる私達は食べることも移動することもできません。そして、その企業が取引等をする際には守らなければならない法律だらけなのです。)

このように、「『法』により社会を支えることができる人になる」ということは、分厚い=六法を丸暗記すること」ではありません。
法律学は論理の学問。ひとつひとつの事柄を法律という筋道に沿って積み上げていく法的思考⼒(リーガル・マインド)こそが重要です。本学法学部の学びを通じて法律知識を獲得するとともにこのスキルを磨き上げ、社会で活躍されることを祈っています。

田中 志津子学部長/教授

専攻
民法(財産法)

法学部の学びを
動画で体験しよう

  • 【テーマ】 「刑務所に入れ!」
    「了解。でもなんで?」

    江藤 隆之 教授

  • 【テーマ】 どうして国家間の対立は
    こじれてしまうのか

    塚田 鉄也 准教授

  • 【テーマ】 離婚後の子の監護・面会
    交流について

    花元 彩 教授