
医療社会学や社会運動論の学びを通して、
いま私たちが平等に医療を受けることの意味について考えてみませんか
本郷 正武
- 担当講義
・科目名 - 社会運動論/市民社会とメディア/社会学基礎講義/社会調査入門/社会学科ワークショップ/演習3/演習4
自己紹介
いわゆる「薬害」の被害者に関する医療社会学・社会運動論。医薬品による健康被害を受けた人々は、本来であれば支援の対象のはずなのに、偏見や差別にさらされるのはなぜなのか、この問題について考えています。
MESSAGE
まだ若くて元気なみなさんにとって、病気や健康被害は縁遠いものだと思います。しかし、同年代の人の中には、生まれ持って重い病気や障害をもっていたり、国内に患者が少ない病気(希少疾患)に苦しんでいる人たちもいます。今は不自由なく健康なわたしたちも、いずれは病気に苦しむことになるでしょう。その時に、健康被害をもった人たちが身を危険にさらしながら声を上げて、より便利な医療制度を開拓してくれたことに感謝するでしょう。医療社会学や社会運動論は、こうした社会の成り立ちを追う社会学です。大学に入ってから勉強したいテーマが見つからない時、こうした問題を思い出してみて下さい。
RESEARCH
https://researchmap.jp/read0065570/
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