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大学院

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大学院 文学研究科

文学研究科長からのメッセージ/橋内 武 教授

大学院への進学を検討している皆さんへ。本学大学院の文学研究科は、諸文化の多元性を前提とした、普遍的で人類的な価値を探求することにより、人類の共生と平和のために邁進する自主独立の指導的世界市民を形成すべく努力してまいりました。
現代のさまざまな状況を考えますと、その課題はますます重要で切迫したものになっています。文学研究科比較文化学専攻の博士前期課程には、「英語圏文化研究コース」「応用言語学・英語教育研究コース」「国際文化・メディア文化研究コース」「日本語・日本文化研究コース」の4コースを設けており、それぞれ「論文型」か「課題報告型」、「2年修了型」か「1年修了型」の課程を選びます。博士前期課程は社会人にも門戸が開かれています。また博士後期課程では博士論文を仕上げることが目標になります。人文科学における知の探究は、分野を問わず、言葉を丁寧に観察して、未知のテクストを読み解くことからはじまるでしょう。
大学院とは、自らの研究テーマを自らの力で発見し、自らの手で追究し続けるところです。私たち文学研究科の教員は、学問そのものを愛する研究者、学問上の成果を実社会に還元しようとする職業人を全力で励まし、支え、導くつもりです。

2012年度入学定員

研究科 博士前期課程 博士後期課程
専攻 入学定員 募集人員 収容定員 専攻 入学定員 収容定員
文学研究科 比較文化学専攻 10名 10名 20名 比較文化学専攻 4名 12名

博士前期課程 比較文化学専攻(2012年度)

英語圏文化研究コース
英語圏の文化を文学・思想・歴史・社会・政治など、多様な観点から研究
英語の本場であるイギリス・アメリカはもとより、アイルランド・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど、英語を公用語としている国と地域における文化現象を多様な観点から研究します。そのような研究に必要な英語力(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)の向上も図り、英米人の指導も得ながら少人数体制で学びます。英語文化についての幅広い教養と深い洞察力をもつ国際派教養人を目指します。
応用言語学・英語教育研究コース
高度な語学力に英語の専門知識と応用言語学視野をもつ優れた英語教員の養成
学部段階で身につけた英語力に一層磨きをかけながら、コミュニケーション学(異文化コミュニケーション論)・言語学(認知言語学・語用論・談話分析)・応用言語学(心理言語学・第二言語獲得論・社会言語学・言語政策学・辞書学)・英語学(音声学・文法論・意味論)の専門知識を深める、と同時に教授法・カリキュラム・教材開発・テストと評価などの教育実践に関わる英語教育の研究を進めます。主に専修免許状を取得して「英語」の教職を目指すコースです。
国際文化・メディア文化研究コース
ヨーロッパとアジアの文化およびメディアの創り出す世界を多様な方法で研究
アジア(東アジア・東南アジア・西アジア)、ヨーロッパ(西欧・南欧・東欧)の文化にみられる問題を糸口にして、さまざまな文化現象を比較文学・文化人類学・歴史学・哲学・思想・古典文献学などの観点から多角的に研究します。一方で、メディアに関する新領域(メディアリテラシー・メディア文化論・映像人類学)の研究も可能です。「世界の市民を養成する」という建学の理念を実現するにふさわしい知的職業人志向のコースです。
日本語・日本文化研究コース
日本文化を熟知した日本語教員と日本語学の素養のある日本文化研究者を育成
日本語を「世界の言語」の一つとして捉え、それを言語学と日本語学の観点から研究すると同時に、その研究が日本語教育にも貢献できるよう実践的考察を加えます。その一方で、日本文化を文学・歴史学・文化史などの立場から掘り下げます。また、研究目的によって、日本語学・日本語教育学に重点を置くか、日本文化学の領域に焦点を絞るなど、どちらか一方の分野に比重をかけて研究します。留学生に人気のあるコースです。

博士後期課程 比較文化学専攻(2012年度)

文化的諸事象に対する個々の研究を、比較研究へ深化させ、新たな領域へ
博士後期課程比較文化学専攻では、歴史的に蓄積されてきた世界諸地域の文化的諸事象を個々に研究すると同時に、それらをさらに異文化・異領域間の比較研究へと深化させていきます。個々の文化を成り立たせると同時に、それらを相対化している普遍的・人類的価値の探求がここでは奨励されています。このようなアプローチこそ「比較文化学」と言えるでしょう。これらをより効果的に修得するため、指導教員から集中的に研究指導を受け、かつ「合同演習」に参加することにより、他の教員から多角的な指導を受けることができるようになります。これらを通じて、自己の研究を相対化しつつ、より深化することが可能です。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

文学研究科では、以上のような教育理念・教育目標にもとづき、以下のような学生を求めます。

博士前期課程
  1. 01

    英語圏文化研究コース
    英語コミュニケーション能力を高めるとともに、英語圏の言語と諸文化に深く通じた教養ある国際派教養人という理想に向けて自己を高める人

  2. 02

    応用言語学・英語教育研究コース
    英語コミュニケーション能力を高めるとともに、応用言語学の研究を進めることにより、英語教員の専門家として活躍することを志す人

  3. 03

    国際文化・メディア文化研究コース
    国際的視野に立ち、言語・文学・文化・歴史およびメディアの研究を進めて、幅広い教養とより深い専門性を備えた知的職業人を目指す人

  4. 04

    日本語・日本文化研究コース
    日本語学・日本語教育学および日本文化学の研究を進めることにより、日本語教員または日本文化の専門家として、国内・海外で活躍することを目標とする人

博士後期課程
言語・文学・文化・歴史のいずれかの分野で、博士前期課程よりもさらに高度な研究を進めて、比較文化的視野から適切な判断を下せる高度専門職業人たろうとする、研究意欲旺盛な人

 

学びのポイント

1. 比較文化学の領域を深く掘り下げる4研究コース
学部段階で身につけた英語力に一層磨きをかけながら、コミュニケーション学(異文化コミュニケーション論)・言語学(認知言語学・語用論・談話分析)・応用言語学(心理言語学・第二言語獲得論・社会言語学・言語政策学・辞書学)・英語学(音声学・文法論・意味論)の専門知識を深める、と同時に教授法・カリキュラム・教材開発・テストと評価などの教育実践に関わる英語教育の研究を進めます。主に専修免許状を取得して「英語」の教職を目指すコースです。
2. 多様な科目群からなる充実したカリキュラム
各研究コースには、必修の基礎研究演習・特殊研究演習・論文指導演習・修士論文演習に加えて、多様な選択科目があり、研究分野の学習と研究が十分行えます。他研究コースの選択科目は自由科目として履修できます。すべての履修科目は各学期ごとに完結します。
3 .「修士論文」か「課題報告」か、「2年修了」か「1年修了」か
修士論文の作成に挑む論文型に加えて、課題報告を提出して博士前期課程を修了し、「修士(文学)」の学位を授与される履修方法もあります。どちらの方法にも2年修了型と1年修了型があります。どの履修型を選択するかは、入学直後に申し出る必要があります。
4. 主指導教員と副指導教員による研究指導体制
学生の研究テーマによって、入学直後に主指導教員が決められ、第1セメスター後には副指導教員が加わって互いに異なる観点から研究指導に当たります。中間発表と最終試験には主指導教員・副指導教員と第3の教員が質疑講評または審査に係わり、公正を期します。

取得できる教育職員免許状の種類と教科(博士前期課程)

専攻 高等学校教諭
専修免許状
中学校教諭
専修免許状
比較文化学専攻 英語・地理歴史 英語・社会

当該免許教科についての中学校教諭一種または高等学校教諭一種免許状の取得資格を有するものに限ります。

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