NEWS

お知らせ
2024.3.28
トピックス
経済学部の義永ゼミ生(3年次)が、株式会社繁原製作所を訪問しました

経済学部の義永ゼミでは、国内生産回帰の動きが顕在化していることに注目し、企業に聞き取り調査を行いながら、国内産業の可能性について学んでいます。

2023年度のゼミ生、3年次生の吉岡さんがすべての準備作業・聞き取り調査を行った<吉岡プロジェクト>では、急速に進むEVシフトが、日本の主要産業である自動車産業に対してどのような影響を与え、そしてどのような構造変化をもたらすのかに注目しました。特に、経済安全保障政策の特定重要物資の蓄電池や永久磁石などのモーターが関連する電気自動車部品が、既存の自動車部品メーカーに対してもたらす構造変化を、部品サプライヤーである中小企業の事例から実証研究を行いました。調査対象企業として、自動車部品製造企業であり、電気自動車への応用も行なっている大阪府東大阪市東鴻池町の株式会社繁原製作所を選択し、聞き取り調査を実施しました。

吉岡さんは、12月9日(土)に本学で開催された学生研究発表大会予選において調査研究のプレゼンテーションを行い、参加チーム41チームの中で予選突破という好成績をおさめました。

▼学生のコメント
吉岡和洋さん

繁原製作所様へ質問を伺っていく中で、歯車部品に対する考え方についてどのように捉えられているのかを学ばせていただきました。EV化に伴って、歯車部品に求められる性能の変化したことに対し、長年培って来た技術力を駆使して対応しているのだと理解しました。

<株式会社繁原製作所にて>