日本・東アジアコミュニケーションコース

身近なモノや技術に文化を見出し、分析の視点をみがこう。
尾鍋 智子
- 担当講義
・科目名 - アニメにみるエコロジー/科学と社会の関係を考える/科学と思想
自己紹介
科学史の視点からポピュラーカルチャーを含む多様な文化現象を分析してきました。とくに日本と世界の科学思想の交流を研究しています。
MESSAGE
科学というと最近の学問というイメージでしょうか。じつは古代や中世にも科学思想はありました。その代表例が錬金術です。怪しげな魔術のようなものと思われがちですが、従事した人には今でいう「科学を仕事にする人」も多数いました。これが近代科学を生み出す原動力になります。科学思想としての錬金術は日本・中国・西洋諸国でみられるだけでなく、中世アラビア世界、古代エジプトまで広がりをみせます。諸宗教とも大きく関連していました。これは一例ですが、科学技術やモノづくりには調べてゆくとどんどん広がるトピックがたくさんあります。世界を結ぶ科学思想を学ぶことによって多文化理解、多角的分析の手法を手に入れませんか。
RESEARCH
https://www.andrew.ac.jp/researchers/c5o8gl00000001me.html
- 日本と世界の交流
- 日本の科学
- ポピュラーカルチャー
- 科学思想
- エコロジー思想