
大学で様々なことを学び、社会を支える「市民」に成長しましょう
高田 里惠子
- 担当講義
・科目名 - ドイツ語III・IV/ドイツの文化A・B/大学生活入門セミナー/基礎演習/専門演習3
自己紹介
専門はドイツ文学です。現在は、日本のドイツ文学受容史やドイツ文学研究史を扱っています。言ってみれば、近代日本における研究ということ自体を研究の対象としているわけです。研究の研究ですね!
MESSAGE
日本は敗戦後、大きな反省とともに学制改革を行ない、現在の大学のかたちが作られました。その際、大学教育の目的の一つとして考えられたのが「市民」の育成です。「市民」とは、公正な判断に基づいて選挙ができる人間ということです。自分の生きる世界に責任をもって関わるために、さまざまな事柄を公正に観察し、社会的正義が貫かれているかどうかを判断し、批判的な視点を保持する「大人」です。大学でどのような分野を専攻するにしろ、このような「市民」へと自分自身を育てあげる場所が大学なのだということを、頭の片隅に置いておいてもらいたいなあと思っています。そのお手伝いが少しでもできれば、それが教師としてのわたしの本望です。
RESEARCH
https://researchmap.jp/read0032934
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