1973年の学部設置から約60年、数多くの有能な卒業生を輩出してきた歴史と伝統の上に、経営学部は2021年4月より再スタートしました。
世界は急速かつ大胆に変化しており、新しい問題が次々と現れています。
いま求められるビジネスパーソンは、変化に柔軟かつ的確に対応できる人です。
経営学部では、社会の変化に柔軟に対応できる人を育てるため、デジタル&マーケティング、グローバル&ローカル、マネジメント&アカウンティングという3つのスタディエリアを新たに設置。
学生は、3つのスタディエリアから科目を選び、経営の理論と実際を学びつつ、幅広い教養についても、体系的かつ計画的に身につけることができます。
人生100年時代をしなやかに生き抜くビジネスパーソンを育成する、新しい学びがここにあります。
※スタディエリアは、1つに絞ることもできますし、複数のエリアを横断的に履修して学ぶこともできます。自分流の学びを創ることができます。
※「スタディエリア認定」条件をクリアすることで卒業時にスタディエリア認定されます。
地域資源(渡船・商店街・産業遺産など)を活用した鉄道沿線のまちづくりの可能性と意義について、グローバル&ローカルの視点で実践的に学びます。現地調査やインタビューなどのフィールドワークを行い、まちづくり案を企画・提案します。
和泉市の観光業務を担当する職員や留学生と一緒に、観光ビジネスを考えます。
専門家から有効な企画や方法を学ぶとともに、グループワークを通じて、農産物や特産品を生かしたインバウンド・観光ビジネスを実践的に学びます。大手観光会社と提携予定です。
南大阪エリアの図書館などの運営について、企画・提案に取り組みます。従来の図書館というかたちにとらわれず、地域の人々のコミュニケーションの場やさまざまな年齢の人が学べる場所としての図書館の企画を通じて、広く公共ビジネスを実践的に学びます。
この授業では、近隣の商業施設「ららぽーと和泉」を題材として、上記の一連のプロセスを経験します。少人数でのグループワークを中心に、現場でのフィールドワークや担当者へのヒアリングを行い、課題解決策を考え、プレゼンテーションを行います。優れた解決策を提案した場合、実際にららぽーと和泉で解決策を実践することになります。
経営学部には、 3年生と2年生がエルダーとなり、1年生を授業内外でサポートする学部独自の制度があります。上級生と下級生の交流で、経営学の理解が相互に深まっていきます。エルダーは学年を超えて活動し、1年生の授業の企画から運営まで携わり、勉強や課外活動、大学生活について下級生の相談などにも応じます。
エルダーシステムの目的は2つあります。ひとつは、下級生が上級生と交流することにより、学びに対する姿勢を身につけるということ。もうひとつは、上級生自身がコミュニケーション力やリーダーシップを身につけて自信を持ち、様々な場面で活躍することです。
1年生:自己理解+他者理解
2年生:自己理解+他者理解+相互支援
3年生:自己理解+他者理解+相互支援+他者への影響