ご入学おめでとうございます!
今年入学された新入生の皆さんは、この2年にわたるコロナ禍の下、様々な制約を受けてきました。社会全体の機能が大きな打撃を受け、皆さんも十分な学生生活を送ることができなかったと思います。しかし、そのコロナ禍もようやく出口が見え始めました。
桃山学院大学は、十分な感染症対策を施した上で、対面授業を中心とした本来の大学の姿に戻っていきます。大学の学びは、教科書や書籍の中だけではありません。実際に社会と交わり、様々な課題に取り組んでいくことが大切で、成長の糧となります。もちろん、既に高校時代に社会活動に取り組んだ人もいるでしょう。そうした人たちは、是非その活動を本学でもう一段発展させるととともに、社会に向けて積極的に発信してください。
大学生活には、自己責任が伴います。授業への出席にしても、課題の提出にしても、あるいはクラブ・サークル活動にしても、すべて自分で考え決断し実行していきます。高等学校までのように、学校が細かく面倒を見てくれるわけでありません。逆に言えば、大学とは、卒業後に社会へ羽ばたくために、みなさんの自主性と自律性を育てる場と時間なのです。
新入生の皆さんには、この桃山学院大学でぜひ自らのやりたいことを見つけ、それを可能な限り追い求めてほしいと願っています。教職員一同、皆さんを支援していきます。
一緒に頑張りましょう!
桃山学院大学 学長 中野 瑞彦