社会学部ソーシャルデザイン学科

教員からのメッセージ

認知症やピアサポートの場について考えましょう

杉原 久仁子
担当講義
・科目名
高齢者福祉論/高齢者福祉論B/生活支援論/介護の基本/介護過程IIA/介護過程IIB/介護の基本IIA/介護の基本IIB/介護の基本IIIA/介護総合演習IA/介護総合演習IB/介護総合演習IIA 介護総合演習IIB/介護実習I/介護実習II/介護実習III

自己紹介

若年性認知症の人と家族の支援を約20年続けています。最近は、当事者活動、ピア(仲間)サポートに関心があります。

MESSAGE

認知症になると何もわからなくなるのではありません。すべて忘れるわけではなく、大切なこと、うれしいと思ったことなどは覚えていることもあります。昔は、認知症になると何もわからなくなると思われていた時代もありましたが、認知症の人はいろいろ悩み、苦しんでいます。そういった自分たちの気持ちを語りあい、お互いにサポートしあう場がピアサポートの場です。「苦しんでいるのは、自分だけではない」「認知症になっても大丈夫」と思えると、認知症という病気とのつきあい方も、少しラクになってきます。
認知症は、誰もがなってもおかしくない病気です。これからの日本は、認知症の人が社会に暮らしているのが当たり前の社会です。認知症の人や家族の支援について、一緒に考えていきましょう。

RESEARCH

https://researchmap.jp/kuniko.s

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