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2018.6.6
お知らせ・イベント
社会学部と泉北高速鉄道との連携プロジェクトが始まります

社会学部学生リーダー育成プロジェクト社会調査応用プログラムと、泉北高速鉄道との連携プロジェクトが始まります。

5月25日(金)に泉北高速鉄道本社にて、連携プロジェクトのキックオフミーティングが行われました。当日は、プログラムに新規加入した1年次19名を含む29名の社会学科生と、サポート教員である岩田考教授(社会学部)が参加しました。このプロジェクトは、学生たちが泉北高速鉄道の方たちとともに、泉北高速鉄道・和泉中央駅のリニューアルプランや駅周辺地域の今後のあり方を考えていくものです。当日はキックオフミーティングに加えて、一足先にリニューアルされた泉北高速鉄道・泉ケ丘駅の視察や懇親会も行われました。

ミーティングに参加した社会学科2年次の籾谷磨紀さんは、「私たち学生の多くは、普段から和泉中央駅を利用しているので、駅について何かしら考えや意見を持っていると思います。今回のミーティングを通して、普段利用する中で感じる何気ない気づきやふとした疑問をもっと大切にしていこうと思いました。他方で、今回は各自が思いついたアイデアを出し合いましたが、駅を利用するのはもちろん私たち学生だけではないので、そのこともふまえて、『利用者が駅に何を求めているのか』『和泉中央駅をどう変えていく必要があるのか』を検討していかなければいけないとも思いました。これからはただ単に駅を利用するだけでなく、客観的な視点も持ちながら『どのような駅ならばより魅力を感じられるのか』を、社会調査を行いながら、しっかり考えていこうと思います」と意気込みを語ってくれました。

昨年、社会調査応用プログラムの学生たちは、泉北ニュータウンまちびらき50周年事業『みんなが主役!泉北吉本新喜劇』の実行委員として活動し、また『社会調査に基づくまちづくりの提案+トークセッション ニュータウンにおける若者の幸福とは』を開催しました。これらの活動が泉北高速鉄道の方の目にとまり、沿線地域の活性化のために連携していくことになり、今回のプロジェクトが実現しました。この地域連携のシンボルとして、沿線の2大学も加えたラッピング電車も2月から泉北高速鉄道で運行されています。

今年度も、社会調査応用プログラムの学生たちの活躍が期待されます。

※『社会学部学生リーダー育成プロジェクト』は、2012年度~2019年度桃山学院大学同窓会周年事業寄付金特別教育活動認定事業です。講義やゼミの枠を超えた教員と学生、そして学生間の交流を通じ、リーダーシップを養成し、大学生活を一層充実させることを目指しています。
※『社会調査応用プログラム』は、プロジェクトのプログラムの一つで、日頃学んでいる社会学や社会調査を企業や自治体との連携事業で応用し実践するプログラムです。〈アカデミック×ビジネス〉、〈アカデミック×行政〉によって、新たな生活、文化、社会をデザインするという社会学科のカリキュラム・ポリシーを実践するものです。

▼桃山学院大学社会学部学生リーダー育成プロジェクト「社会調査応用プログラム」facebook
https://www.facebook.com/momoyama.s.leaders.asrp

▼大学HP「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」
http://www.andrew.ac.jp/faculty/social/topics/