いま関西地域は、関西国際空港を拠点に国際化の流れが進んでいます。その中で、国際化・情報化時代に耐えうる普遍的な理念、意思決定、指導・統率などの能力を有する経営幹部の養成や能力再開発に対する要請に応え、地域社会への貢献を目指します。
本学は1980年以来、「国際センター」「総合研究所」「経済経営学会」「環太平洋圏経営研究学会」などが推進役となり、環太平洋圏などに所在する56の大学・機関と学術・教育・文化等交流協定を締結。長年におよぶ人・情報のネットワークを発展させ、本学の建学の理念を実現することを目指します。
環太平洋圏諸国・地域において、日本との貿易・資本交流の相互拡大にともない、日本企業の動向や経営戦略・経営システムなどに対する関心が高まり、その修得と活用が求められています。このようなニーズに応えるべく、外国人留学生の受け入れ体制の整備を重視しています。
公認会計士、税理士、国税専門官などの会計専門家は、急速な国際化・グローバル化に直面し、高度な能力が要求されます。経済経営学研究科(経営学専攻)では、日本、米国、韓国、台湾における上場企業の有価証券報告書やアニュアル・レポートなどの原資料を教材にした研究・教育を行います。
修士論文の作成に挑む「研究論文型」に加えて、課題報告を提出して博士前期課程を修了し、「修士(経営学)」の学位を授与される履修方法もあります。どちらの履修型を選択するかは、入学直後に申し出る必要があります。
経営学専攻ではどのような学生を受け入れ、どのような教育を行い、どのような人材として社会に送り出すかという方針「3つの方針」を示しています。