濵村純平准教授（経営学部経営学科）の論文が、査読付き国際雑誌『Managerial and Decision Economics』（先行配信デジタル版／出版：Wiley）に掲載されました。

濵村准教授は、インド工科大学カンプール校のVinay Ramani教授との共著「Social performance vs. relative performance evaluation, asymmetric costs, and quantity competition under managerial delegation.」を執筆しています。

＜論文概要＞
本論文では、非対称なコストに直面する複占企業における非対称な業績評価指標と、数量競争下での経営の委任について考察する。コストだけでなく、業績評価指標における非対称性は、いくつかの驚くべき結果を導く。第1に、特定の経済環境下では、コスト優位にある社会的なパフォーマンスを重視する企業が、ライバル企業よりも大きな利潤を獲得することが分かった。第二に、相対的業績で評価される企業がコスト優位にある場合、特定の条件下では両社ともあまり積極的ではない戦略をとるが、相対的業績で評価される企業は常にライバル企業より大きな利潤を獲得することがわかった。

【参考URL】
▼Wiley（ワイリー） Webサイト
「Social performance vs. relative performance evaluation, asymmetric costs, and quantity competition under managerial delegation.」
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mde.3777
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