卒業感謝礼拝 メッセージ
卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。
今日この桃山学院大学から、新しい世界へと旅立っていかれることを心からお祝い申し上げます。
最近よく使われる言葉に「リアル」という言葉があります。今日からはさらにリアルな世界の中で、リア上司、リア困難、リアいじめもあるかもしれない、その中でリアコもしながら、皆さんの生活をリア充なものにしていってほしいと願います。
リアルを支える根本にあるのは「身体」です。身体を造るのはあなたが摂る食べ物です。お腹を満たせばよいという考えから脱却して、栄養のあるバランスの良い食事を心がけてください。質の良い睡眠、身体を動かすことも大事です。どうぞ体調を整えることを忘れないでください。
リアルを支えるもう一つのポイントは「心」です。自分を励ましてくれる言葉を語ってくれる仲間を大切にし、自分の願いを語り続けることをためらわないでください。
最後の砦は、桃山が大切にしていた精神です。今、聖歌隊が歌ってくれた歌の歌詞に“I am the bread of life(私は命の糧)”、“I will raise him up on the last day(終わりの日に私は彼を復活させよう)”とあります。救い主イエスが、私はあなたの命の糧、源だと言っています。また、終わりの日とありますが、本当に切羽詰まった時と解釈しても良いと思います。その苦しい時にこそ、あなたを目覚めさせ、立ち上がらせると宣言しています(ヨハネ福音書6章35~40節)。
どうぞ、順調な時、逆境の時、それらをリアルに楽しむ人生を送ってくださいますように。
心から皆さんの健康と健闘をお祈りいたします。