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2026.4.13
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2026年度入学式を挙行しました
4月4日(土)、フェニーチェ堺大ホールにおいて2026年度入学式を挙行しました。

新入生のご家族も出席し、学部生2,160名、大学院生21名が午前と午後の部に分かれて新生活のスタートを祝いました。
磯晴久 学院長と中野瑞彦 学長より、入学を祝う言葉が新入生に贈られました。

式典終了後は、新入生歓迎イベントを実施しました。
イベントは、本学卒業生でFM802のDJである大抜卓人氏が司会進行を務め、新入生へ祝福のメッセージを送りました。

また昨年に引き続き、本学卒業生(平部雅洋さん、十九川宗裕さん)が所属する3ピースバンド「reGretGirl(リグレットガール)」が登場しました。代表曲「ホワイトアウト」など3曲を披露し、大学時代の思い出や新入生へのエールを語りました。

続いて行われた「桃大人」企画では、チアリーディング部の演技をはじめ、起業部、サッカー部、国際体験が豊富な学生、大衆演劇の活性化に尽力する学生など、第一線で活躍する5組の在学生が登壇し、本学の多様な学生像を紹介しました。

イベントの最後を飾ったのは、昨夏から本学とコラボレーションしているヒューマンビートボクサーのSHOW-GO氏です。口だけで様々な音を奏でる圧巻のパフォーマンスのほか、本学ダンスサークル「S.S.C」とともに本学とのコラボ楽曲『My Dance』を披露し、会場を大いに沸かせました。

エンディングには本学卒業生の映像クリエイターが制作したムービーが上映され、キャンパスの日常風景や先輩からの歓迎メッセージが新入生へと届けられました。教職員をはじめ、同窓会や教育後援会など、大学全体で新入生の新たな一歩を祝福する温かい式典となりました。
皆様の大学生活が素晴らしいものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。
ご入学おめでとうございます。


<当日の様子>

会場の様子

会場の様子

会場の様子

入学宣誓の様子

磯晴久 学院長による祝辞

中野瑞彦 学長による式辞

「桃大人」企画:チアリーディング部の演技

「桃大人」企画:大抜卓人氏によるサッカー部員へのインタビュー

reGretGirl(リグレットガール)による演奏

SHOW-GO氏と本学S.S.Cとのコラボレーション

2026年度入学式式辞

新入生の皆さん、ご入学まことにおめでとうございます。桃山学院大学にようこそいらっしゃいました。教職員一同、皆さんを心から歓迎いたします。また、新入生の皆さんを、長年にわたり温かく支えてこられたご家族の皆様、保証人の皆様に対し、心よりお祝いを申し上げます。

皆さんが入学されたこの桃山学院大学は、この2年間に大きく発展しました。昨年4月に「人間教育学部」を開設し、今年度からは、本学にとって初の理系分野となる「工学部」が加わりました。これにより、桃山学院大学は、8学部9学科を擁する総合大学へと進化を遂げました。

さて、皆さんの入学にあたり、私から「3つ」のことについてお話します。第一は、桃山学院大学のルーツについてです。桃山学院大学は、複数あるキリスト教の宗派の中で、英国教会の精神の下に設立された桃山学院を母体としています。英国教会は、キリスト教の主な宗派であるカソリック、プロテスタントのうち、プロテスタントの宗派の一つです。英国教会は、16世紀にイギリス王ヘンリー8世の時代に創設され、設立の経緯からカソリックとも縁が深いために、自らの立場をカトリックとプロテスタントの橋渡しとして捉えているというのが特徴です。この精神の下、桃山学院は「世界の人々、地域の人々を橋渡しする、繋ぐ」ということを非常に大切にしています。

皆さんもご存じの通り、ここ数年、世界では軍事紛争が頻発し、直近では、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃などの事態が起きています。この結果、一般市民、特に子供たちが悲惨な状況に追い込まれています。自然災害の被害もまた深刻です。日本はもちろんのこと、世界でも様々な自然災害が頻発し、多くの人々が苦しんでいます。こうした厳しい状況を見るにつけ、人々が助け合い、支えあうことの大切さに向き合うことが必要です。
今こそ、桃山学院大学の建学の精神である「キリスト教精神に基づく世界の市民の養成」を基本として、「世界で、地域で、人を支える」という本学の教育ビジョンが求められているのです。皆さんには、桃山学院大学の一員として、建学の精神や教育ビジョンを意識しながら、新生活を過ごして欲しいと願っています。

第二は、桃山学院大学での大学生活を通じて、多くの良い経験を積んでほしいということです。大学は、仲間とともに同じ志を持って「ともに」学ぶ、活動する場所です。「大学」を意味する英単語が、CollegeやUniversityであるというのは皆さんも知っての通りです。その意味は、仲間が集まる場所、一つの目的に向かって皆が集まり全体を構成する、また多様な学問が一つに集まった場所、というものです。
ここで、私が最近読んだ本から一つの言葉を紹介します。それは「思い出の配当金」あるいは「記憶の配当」という言葉です。配当金とは、株式を保有している株主に対し、定期的に支払われる利益の配分のことですが、ここでは「思い出が、その後の人生にもたらしてくれる元気や活力」と考えてください。若い時の経験や思い出は、その後の生涯の長きにわたって、皆さんの記憶に残ります。この本の著者は、こう語ります。「良い経験を増やすと、雪だるま式に幸せになれる。」「経験には、その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。」「とにかく早い段階で、経験に投資すべきだ。そうすれば、年齢を重ねるほどに驚くほど多くの報酬が得られる。」
新入生の皆さんは、仲間との議論を通しての学びやゼミ活動、海外への留学、クラブ活動、旅行など、大学生時代にしか出来ない素晴らしい経験をたくさん積んでください。そこで培われた経験や思い出は、将来、必ず皆さんの力になります。私は、新入生の皆さんには、この桃山学院大学で、Universityの意義、つまり多様な素晴らしい学問や経験を「仲間とともに学ぶこと」、「仲間とともに学ぶ時間」の意義を感じてほしいと願っています。

第三は、大学生活には自己責任が伴うことを自覚してほしいということです。授業への出席にしても、課題の提出にしても、あるいはクラブ・サークル活動にしても、すべて自分で考え決断し実行していかなければなりません。高等学校までのように、学校が細かく面倒を見てくれるわけではありません。大学とは、卒業後に社会へ羽ばたくために、みなさんの自主性と自律性を育てる場であり、時間なのです。法律の改正により、皆さんは既に成人としての資格を与えられています。このことは、同時に皆さんは大人としての責任を問われることを意味するのです。
桃山学院大学では、このたび「桃大人(世界の市民)としてのAction 10」を制定しました。本学の学生として守ってほしい事柄です。中には、「時間を守り、場を整える」など「当たり前」と思えるようなことや「今更」と思えるようなこともありますが、自己規律に基づき、基本的なルールを守れてこそ、真の大人になりうるのです。常にこのことを念頭におき、意義のある大学生活を送ってください。

最後に、新入生の皆さんには、この桃山学院大学で、ぜひ自らのやりたいことを見つけ、それを可能な限り追い求めてほしいと願っています。教職員一同、皆さんを全力で支援していきます。一緒に頑張りましょう。

2026年4月4日
桃山学院大学
学長 中野 瑞彦

2026年度入学式 学院長祝辞

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。この日まで見守り、支えてこられたご家族はじめご関係の皆様、おめでとうございます。学院を代表して、歓迎の辞を述べさせていただきます。ようこそ桃山学院大学へ。心より歓迎申し上げます。

皆様の入学の時にふさわしく桜が満開の季節となりました。桜には別名がいろいろとありますが、その一つに「夢見草(ゆめみぐさ)」という言い方があると聞きました。新入生の皆様にとって、当学院での学生生活が、あなたの夢を膨らませ実現する、あるいはあなたが夢を見出す時となりますようにお祈り致します。

桃山学院大学は、1959年に開学致しましたので、今年67年目となります。学院と致しましては、1884年英国聖公会から派遣されたC.F.ワレン宣教師(私たちは親しくワレンさんと呼びます)によって、現在大阪市西区川口の地に、蒔かれた小さな種(11人の学校)から始まります。今年で142年となります。少し先の話ですが、2034年に150周年を迎えます。困難な時代もありましたが、先人たちがバトンをつないで、つないで歩み、今日は皆様がバトンを受け継いでくださいました。受け継いでくださった皆様に、新約聖書の一節をお贈りします。

「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。・・・・・ほかの種は良い地に落ち、芽生え、育って実を結び、あるものは30倍、あるものは60倍、あるものは100倍にもなった。」(マルコによる福音書4:8)

桃山学院大学は皆様にとって、良い地でありたいと願って歩んでいます。大切なのは「種」であります。皆様お一人お一人が持っておられる「種」、可能性の種と言い換えてよいものです。皆様には神様から「可能性の種」が与えられています。すでに自分の可能性の種に気づいておられる方もあるでしょう。そのようなものがあるのだろうかと心配している方もあるでしょう。しかし、ご心配なく、あなたには必ず可能性の種が与えられています。可能性の種は一つではありません。

ただし、じっとしていては、可能性の種に気づくことはありません。「出会い」が必要です。本学には、あなたが可能性の種に気づくための仕掛けが、あちらこちらに散りばめられています。本学のバックグラウンドには、聖公会・アングリカンチャーチという教会があります。聖公会が大切にしたいと考えていることがいくつかありますが、その一つに「私たちは、真理を求めて旅をする旅人である。」ということがあります。皆様、真理を求めて旅する旅人になってください。どうぞ求めてください。探してください。門を叩いてください。そして、皆様の可能性の種を30倍、60倍、100倍と実らせてください。

今日から新しい桃山学院大学での学生生活が始まります。皆様の上に神様の祝福が豊かにありますようにお祈りします。皆様の健康が守られますように。ご入学、おめでとうございます。ようこそ桃山学院大学へ。

2026年4月4日
学院長 磯 晴久