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お知らせ
2018.11.12
お知らせ・イベント
障がい擬似体験学習会を実施しました
本学では、学生自身が「音のない・光のない・身体の自由がきかない」身体の障がいについて考え学ぶことを目的に、障がい擬似体験学習会を毎年実施しています。今年度は11月3日(土)に実施し、16名の学生が参加しました。

午前中は、車イスやアイマスクを使用しながらキャンパス内を移動し、普段の学生生活では気づきにくい障壁(バリア)について学びました。午後からは本学社会学部の卒業生で聴覚に障がいのあるNPO法人SilentVoice理事の宮田翔実さんをお招きし、桃大での4年間の生活についてや、現在NPO法人でどのような活動をし、最終的な目標についてお話しいただきました。その他にも指文字を学ぶなど、障がいについての理解を深めました。

参加学生からは、「アイマスクをつけて学内を歩いているとき、予想以上に方向感覚がなくなることを実感した。その際、周りの方の声かけが本当に心強いと知った。
バリア(障壁)は今回の学習会に参加しないと、気づかない点が本当に多かった。これから街で困っている障がいのある人を見かけたら、自分から積極的に声をかけサポートしていきたい」という声が聞かれました。