全日本学生弓道選手権大会は例年この時期に開催され、団体戦と個人戦が行われます。個人戦の予選は全国各地で行われ、予選通過者による決勝戦は日本武道館で行われました。
西本さんは優勝後、優勝トロフィーや賞状を持参し、中野瑞彦学長に優勝報告を行いました。
また、報告後のインタビューでは、今大会の感想やこれまでの経緯についてお話しいただきました。
弓道を始めたのは高校生から
中学では吹奏楽部に所属していた西本さん。父親が警察官だったこともあり、将来、父親と同じ警察官を目指すため、高校では武道に挑戦しようと考えていたとのこと。高校入学時に入部体験で足を運んだ弓道部で初めて弓道を体験し、弓矢が的に当たった時の感覚が忘れられず、直観的に弓道の道へと進んだと、弓道を始めたきっかけについて話してくれました。
高校卒業後に警察官を目指そうと考えていた西本さんでしたが、高校から始めた弓道で自分の納得のいく結果が残せず心残りがあった、と当時を振り返ります。そんな時、桃山学院大学の弓道部に所属していた高校時代の先輩と話す機会があり、本学に興味を持ったとのこと。本学法学部における警察官採用実績が多かったことも、警察官を目指す西本さんにとって、本学への進学を決めた一つの理由だったと話してくれました。
優勝は全く考えていなかった
今大会を振り返り、西本さんは「優勝することは全く考えていませんでした。優勝を意識しなかったことで、逆に気負うことなく、決勝戦を楽しむことができました。」と話してくれました。
決勝当日に会場へ向かう途中、最寄り駅の改札を抜けるときにICカードの残高が777円だったのを見て、優勝を予感したと冗談交じりに笑顔で話してくれました。
決勝戦では、対戦相手全員が的を外し、的を射れば優勝が決まるというプレッシャーのかかる場面において、西本さんは見事に的に命中させ、優勝を決めました。
4連覇を目指します
優勝後の中野学長への優勝報告では、「4連覇を目指します」と力強く、今後の活躍を誓いました。また、警察官になるという夢を追いながら、今は教員にも興味があり、教職課程にも取り組んでいるということです。文武両道を目指す西本さんのこれからに期待が寄せられます。
弓を引く西本さん
弓を引く西本さん
的を狙う西本さん
優勝後の写真
中野学長に優勝報告を行う西本さん
優勝報告の様子
▼全日本学生弓道連盟公式Twitter
【2022インカレ】女子個人入賞者
https://twitter.com/zennichi_gkr/status/1557945154446983168
▼全日本学生弓道連盟Webサイト
https://www.pac-mice.jp/zennichi/
▼本学公式YouTube
「弓道 -KYUDO-(モモログ)」
https://youtu.be/lXvmcHge4NM