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2023.7.4
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大阪シティ信用金庫と桃山学院大学が創業支援ファンド設立 創業支援有限責任事業組合の契約書に調印
学校法人・桃山学院(出田善蔵理事長)と大阪シティ信用金庫(髙橋知史理事長)は6月26日、桃山学院大学の在学生・卒業生の起業を支援する「桃山学院大学・大阪シティ成長創業支援有限責任事業組合」契約書の調印式を、本学あべのキャンパスで行いました。両者が各500万円を出資して創業支援ファンドを組成し、桃山学院大学発の学生ベンチャー企業の育成を目指します。大学と金融機関による有限責任事業組合の創業支援ファンドとしては、全国でも稀有なケースとなります。

本ファンドは本学の在学生と卒業後3年以内の卒業生が起業した株式会社を対象に、資金支援や経営指導を行い、大阪経済を発展させるベンチャー企業を育成します。

両理事長による調印後、大阪シティ信用金庫の髙橋理事長は「令和3年に当金庫と桃山学院大学の連携協定を締結して以来、ビジネスデザイン学部のビジネスコンペやセミナーに参加し、学生さんが多くのアイデアを持っていることがわかりました。社会課題を解決するアイデアを何とかビジネスに結びつけたいと、今回創業支援ファンドを設立しました」とファンドの狙いを説明しました。
また、桃山学院大学の中野瑞彦学長は「バブル経済が崩壊して30年。今の若者は成長しないことが当たり前の時代に暮らしています。しかしこのままでは先細りで、どこかでブレイクスルーを起こさなければなりません。1人でも1社でもこのファンド発の新しい世界を見てみたい。新しい大阪を作っていく、その先頭に桃山学院大学が立って行きたいと思っています」と桃山学院大学発の起業を成功させる意気込みを語りました。

調印式時の様子

左から大阪シティ信用金庫 北野専務理事、髙橋理事長、本学 出田理事長、中野学長