（公財）後藤・安田記念東京都市研究所が発行する月刊誌『都市問題』（2024年06月号）に山川俊和教授（経済学部経済学科）の寄稿が掲載されました。

「特集1 : 都市と農村のネクサス——自然資源と人口移動に着目して」において、山川教授（経済学部経済学科）は「都市-農村ネクサスの環境保全的再構築に向けて——『脱炭素』を軸に考える」というタイトルで論文を執筆しています。

＜「特集1 : 都市と農村のネクサス——自然資源と人口移動に着目して」概要＞
ラテン語で「絡み合い」を意味する言葉“ネクサス”（nexus）。本特集は、都市と農村との関係を、ネクサス（異なる要素が相互に結びついた状態）という視点から捉え直すことを目指す。
伝統的に都市と農村は対立的に捉えられ、不均等発展の構造が強調されることが多かった。しかしながら実際には、都市と農村は単なる不平等な関係や一方的な依存関係ではなく、双方向の影響を及ぼし合う複雑なネットワークを形成している。
本特集では、二項対立的な把握の限界を乗り越えて、その複雑な関係性を多面的に分析するなかから、互恵的な協力や均等発展に向けた可能性を探っていきたい。

【参考URL】
▼（公財）後藤・安田記念東京都市研究所Webサイト
「月刊誌『都市問題』
https://www.timr.or.jp/cgi-bin/toshi_db.cgi?mode=kangou&ymd=2024.06