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2024.6.28
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本学卒業生の演出家・野坂実さんが中野学長と懇談
本学経済学部卒業生(1997年卒)で演出家として活躍している野坂実さんが6月27日に本学を訪れ、中野瑞彦学長と懇談しました。

福井県出身で中学、高校、大学とスポーツ(バレーボール)に打ち込み、演劇とは無縁だったという野坂さん。本学在学中に学友と〝将来の夢〟を語り合う中で、「役者なんて面白いかな」と話したことをきっかけに、加藤健一事務所俳優研究所のオーディションを受けて合格しました。
俳優修業の一方で手掛けた脚本・演出が、パルテノン多摩小劇場フェスティバルで最優秀賞を受賞したことをきっかけに、脚本家・演出家として活躍するようになりました。野坂さんは「桃山学院大学で世界が変わりました」と振り返り、演出を手掛けた「かまいたちの夜~THE LIVE~」の大阪公演を前に、本学を訪問されました。

中野学長はロンドンで演劇鑑賞したことなどを話し、「楽しいことを仕事にされているのは素敵ですね」と語り掛けました。野坂さんは「楽しいことを見つけたのは僕の力ではなく、桃大で出会った友人たちのおかげです」と学生時代の交友を振り返りました。中野学長が、表面的には明るくても、深いコミュニケーションを苦手に感じている学生も多いと、現代の学生気質の変化を説明すると、野坂さんからは「演劇はコミュニケーション。朗読劇など利用することも有効かもしれませんね」とコメントをされました。
野坂さんへのインタビュー記事を、後日「桃大人」でご紹介する予定です。ご期待ください。

中野瑞彦学長(左)を表敬訪問された、野坂実さん(右)

学生時代の思い出から現在のお仕事まで、和やかな雰囲気で懇談いただきました

中野瑞彦学長

野坂実さん