社会人を中心に活発化しているボランティア活動＝プロボノの裾野を学生にも広げる日本初の試み「ユース・プロボノ」にビジネスデザイン学部生が挑戦しています。

8月7日（水）にプロボノ活動をコーディネートしている認定NPO法人サービスグラントと支援先を紹介していただく阿倍野区まちづくりセンターの担当者から、プロボノ活動の概要や支援を求めている地域団体のニーズの説明を受け、プロジェクトが実質的にスタートしました。学生は、支援先団体の課題解決を図る提案をまとめ、その経験を踏まえてユース・プロボノの可能性について、サービスグラント事務局に提言する予定です。

プロボノは社会人が職業を通じて身に着けた知識、スキルを使って社会貢献する活動です。サービスグラント事務局は学生にプロボノを体験してもらうことで、社会人になっても可能な範囲でプロボノ活動を継続してもらえるような機運を高めることを計画。ビジネスデザイン学部の岩田千栄美特任講師がサービスグラント事務局に協力して、桃山学院大学がパイロットケースとして取り組むことになりました。

この日はユース・プロボノに参加する3・4年次8名が顔合わせし、自己紹介などのチームビルディングに取り組んだ後、プロボノ活動の概要や支援先団体としてビジネスデザイン学部が所在する大阪市阿倍野区のNPOなど2団体の説明を受けました。その後、2団体の概要や地域特性などを踏まえて、8月21日（水）に行う団体訪問に向けて、団体の現状把握を行い、質問事項を検討しました。

8月30日（金）に中間提案を行い、支援先から要望をフィードバックしてもらったうえで、9月11日（水）に最終提案を行うことにしています。