本学ビジネスデザイン学部2年次では、JA大阪中央会様のご協力のもとインターンシップⅠの授業に取り組んでいます。この授業は、JA大阪泉州様、JAいずみの様、JA大阪中河内様の直売所で実際の市場調査や課題解決と向き合うというもので、約30名の学生が2日間にわたってインターンシップを行いました。
9月19日(木)には、大阪・あべのキャンパスにおいて「成果報告会」が行われ、各チームが直売所でのインターンシップで実施したアンケート調査の結果を基に課題を設定し、それらに対する解決策や提案を発表しました。
<JA大阪中央会大阪農業振興サポートセンター長 内原健太郎氏による来賓挨拶>
内原氏は、学生たちが直売所実習で直売所ならではの魅力や価値、課題を発見したことに触れ、「学生の皆さんにおかれましては、今回の直売所実習を通して少しでもJAに関心を持っていただき、将来の大阪農業を守り伸ばすことで、日本の食料安全保障を守ろうと思っていただけますと幸いです」と、学生への将来の日本の農業に関する関心・意欲の伸長に対する期待を述べられました。
<学生による成果報告の様子>
成果報告会では、各チーム堂々と発表を行い、JAのご担当者様や教職員からの質問に的確に答え、具体的な課題解決案を示していました。最優秀賞を受賞したチームは、新規顧客を取り入れるための案を提案し、特に高く評価されました。
<最優秀賞を受賞したチームのメンバーと関係者>
右から順に、濱島学部長、JA大阪中央会大阪農業振興サポートセンター山口次長、JA大阪中河内営農経済部販売グループ坂口所長、最優秀賞を受賞したチームのメンバー3名、JAいずみの営農経済部農産物直売所万代店長、JA大阪中央会大阪農業振興サポートセンター 内原センター長、大坪准教授。
最優秀賞と優秀賞を獲得したチームには、参加JA直売所から感謝の気持ちを込めた地域名産品が贈られました。このインターンシップで学生たちは、地域農業の現場で学びを深める貴重な体験を通じ、将来のキャリア形成に向けた大きな一歩を踏み出しました。