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2025.9.18
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SDGsこどもフェス2025夏休み「ソーラークッカーをつくって実験」を開催しました

本学では、2000年に「桃山学院大学環境宣言」、2023年に「桃山学院大学におけるSDGsの方針」を掲げ、学生とともにさまざまな活動に取り組んでいます。

2023年度から、毎年、夏に開催しているこちらのイベントは、地域の皆さまとともに環境問題やSDGsへの意識啓発を考える機会として、今年は7月31日(木)に開催しました。今回も多くの小学生と保護者の皆さまにご参加いただき、ソーラークッカーの工作・実験、本学学生や職員によるSDGsワークショップ、大型ソーラークッカーのデモンストレーションなどを通じて、子どもから大人まで楽しみながら環境問題やSDGsについて理解を深める機会となりました。

ソーラークッカーとは、すべての人に平等に降り注ぐ太陽エネルギーを利用して、電気やガスを使わずに料理ができる調理器具のことです。身近な材料でつくることができ、シンプルな仕組みのため、低学年の子どもでも工作可能です。シンプルな作りではあるものの、災害時の調理方法の1つとしても注目されています。

本学社会学部の巖圭介教授が講師となり、本学学生が子どもたちをサポートしながら、ソーラークッカーの工作に取組みました。

巖教授ご自慢の本格的ソーラークッカーで目玉焼きや焼き芋、炊飯等のデモンストレーションを実施

巖教授のゼミ学生や職員によるSDGsワークショップも開催

併せて、この春に完成した新棟「エレノア館」の見学会も行いました。

【実施後のアンケートについて(一部抜粋)】

・イベントへの参加理由として、「ものづくりが好きだから」が最も多く、続いて「大学の先生から教わることができたから」「自由研究のため」が続きました。

・今後本学に求めることとして、「IT技術を学べる学部があれば良いと思う」「土日に英会話教室など実施してほしい」等のご意見をいただきました。

また、保護者の方々から以下のようなご感想をいただきました。その一部をご紹介します。
・暑い中の過酷な実験と思っていたが、ほぼ室内で快適に参加することができた。
・ソータークッカーの工作も実験も楽しく参加でき、子どもが大きいクリップを使ったことがなかった
が、クリップの使い方も習得出来て小さな驚きだった。
・桃大の地域連携の考えを聞くことができ、桃大が子どもイベントを頻繁に開催する理由がわかった。
・自宅でもソーラークッキングをテーマに自由研究を行っている。
・ソーラークッカーの工作、紙芝居、大学探検、大型ソーラークッカーのデモンストレーションの調理
など、小2でも集中力を持って学ぶことができた。
・ものづくりのイベントがたくさんあると嬉しい。

皆様からの貴重なご意見は今後の参考に活用させていただきます。
最後に、今回ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。本学では、引き続き、地域の皆様にとって意義のあるイベント、学生にとって学びのあるイベントを開催して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。