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2025.10.29
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【人間教育学部】幼児期の読字能力について調べました(幼児教育課程)
幼児教育課程4年の山本弥栄子ゼミでは、「幼児期の読字能力」をテーマに共同研究をすすめています。幼児期の「書字能力」(文字を書く力)については多くの研究がありますが、定型発達児の「読字能力」(文字を読む力)の先行研究はあまりありません。ゼミ生は「幼児期の子どもたちはどれぐらい文字が読めるのか?分かっているのか?」という素朴な疑問から卒業研究に取り組んでいます。

今回、実習でもお世話になっている新光明池幼稚園のご協力を得て2日間訪問し、年長クラスの子どもたちと「ことば集めゲーム」を楽しみました。濁音、破裂音、長音記号を含めたひらがな一文字ずつのカードを事前に作成し、子どもたちが思いついたことばを集めました。
ゲームでことばがたくさん思いつく子、思いついた「ことば」と「文字」が一致しない場合なども事前に想定し、教育的援助ができるようゼミ生は記録係とサポート役に分かれて参加しました。

今回の調査では、子どもたちへの教育的配慮と、どんな子どもでも楽しめるように、という主旨を園長先生はじめ年長児クラスの担任の先生方のご意見もお聞きしながら進めることができました。
今回、ご協力いただいた新光明池幼稚園には大変お世話になりました。ありがとうございました。

始めにゲームの説明をします。

真剣に思い思いの文字探しに取り組み。

字が思い出せない子と一緒にゼミ生も探します。

たくさんの文字を記録していきます。

園庭にいるポニー“じゅんちゃん”にも会えました。保育室のすぐ近くで、子どもたちを見守っています。