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2025.12.2
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【人間教育学部】堺市×オリックス×中村ゼミによる産官学連携プロジェクト 本学学生が来場者調査に基づく地域活性化提案を発表

11月29日(土)、あべのハルカスで開催されたオリックス・バファローズ主催「来場者調査合同発表会」において、7大学が分析結果を発表し、本学からも人間教育学部の中村ゼミ生が登壇しました。

本プロジェクトは、バファローズファームチームの地方主催試合が行われる地域の大学が、来場者の特性や意向を専門的な視点から調査・分析し、球団へ提言を行う産官学協働プロジェクトとして2014年に開始され、今年で12回目を迎えます。

発表会に先駆け、中村ゼミでは5月3日(土)と4日(日)、堺市およびオリックス・バファローズとの産官学連携の取り組みとして、ウエスタン・リーグ公式戦(於・くら寿司スタジアム堺)における来場者調査を実施しました。
その際の調査結果に基づき、来場者調査合同発表会では堺市、オリックス・バファローズ、桃山学院大学の三者が連携して取り組む「地域のスポーツツーリズム創出」に焦点を当て、サイクリングを核とした地域活性化モデルを提案しました。堺市は自転車文化の発信地であり、また百舌鳥古墳群が世界遺産に登録されていること、茶の湯や刀剣などの伝統文化資源を有する点に着目。それらの文化・歴史資源を自転車で巡る体験型プログラムを通じて地域の魅力発信を図り、在阪球団であるオリックス・バファローズの新規ファン獲得にもつながる構想を示しました。
発表後、本学学生の独自性のある提案に参加者からは多数の質問が寄せられ、高い関心がうかがえました。また、オリックス・バファローズの広報担当者からは「地域特性を的確に捉えた提案である」と高い評価をいただきました。

今後も地域自治体およびスポーツ団体との連携を一層強化し、学生の学びを地域社会の課題解決へとつなげる実践的な教育・研究活動を推進してまいります。

【参考URL】
▼オリックス・バファローズwebサイト
「大学生によるマーケティングプレゼンテーション(ファーム来場者調査合同発表会)開催」
https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/202500665110.html

▼本学Webサイト
「【人間教育学部】中村浩也ゼミ生がオリックス・バファローズの試合会場でマーケティング調査を実施しました」
https://www.andrew.ac.jp/newstopics3/2025/jbo7mq000000w5d1.html


<発表会当日の様子>