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2026.6.23
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【ビジネスデザイン学部】ドメインA特講「経営者・後継者マインド」でゲスト講師にご登壇いただきました(柿原工業株式会社)
6月11日(木)、ビジネスデザイン学部のドメインA特講「経営者・後継者マインド」(担当教員:服部繁一教授)の講義において、大阪中小企業投資育成株式会社のご協力により、広島県福山市に拠点を置く柿原工業株式会社から講師をお招きしました。同社は、プラスチックへの表面処理(めっき)技術を核に、自動車部品をはじめ幅広い分野で事業を展開し、独自の市場ポジションを確立しています。
 

■講義内容

講義では地場産業である繊維(デニム)やバラの街として知られる福山市の産業構造に触れつつ、同社の主力製品について紹介がありました。自動車のフロントグリルやドアハンドル、炊飯器のボタンなど、身近な製品に同社の「軽くて高級感のある」プラスチックめっき技術が活かされていることが説明されました。
また技術面では、本来電気を通さないプラスチックにめっきを施すという、難易度の高い独自の技術を強みとしている点が強調されました。さらに、金型設計から成形、めっき、塗装、組み立てまでを自社で一貫して手掛ける生産体制は、全国的にも稀有な同社最大の強みであると語られました。経営面においては、「信頼・創造・決断」という社是を掲げ、「人を大切にする社風」こそが技術開発の原動力であると述べられました。
今後の戦略として、自動車依存からの脱却とバランス重視の経営を掲げ、その一環として自社ブランド「LumiKA+®(ルミカプラス)」を立ち上げ、静電気除去効果を持つ高機能ヘアケアコームなどのB2C事業に挑戦している事例が紹介されました。
 

■質疑応答

学生からは、2035年に売上100億円を目指す成長戦略、海外展開、さらには学生時代に身につけるべき能力まで、多岐にわたる質問が寄せられました。講師は一つひとつの質問に「信念を持ちつつ変化に対応する柔軟性」や「熱意と誠意(熱と誠)」の大切さを説き、文系学生の強みである「共感力や対話力」を活かしてほしい、と自身の経験を交えながら丁寧に回答されました。
 

■学生へのメッセージ

講義の最後には、同社の技術を活かした新たなBtoC製品のアイデアを学生に募るワークショップが行われました。講師は、固定観念にとらわれない若い世代の自由な発想に期待を寄せるとともに、変化の激しい時代においても自らの軸を持ちながら成長し続けてほしいと学生たちにエールを送りました。 この度は貴重なご講義をいただき、誠にありがとうございました。  
【参考URL】
▼柿原工業株式会社
https://www.kakihara.co.jp/

▼大阪中小企業投資育成株式会社
https://www.sbic-wj.co.jp/

<当日の様子>