就職・資格

資格・免許

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教職課程について
教育職員養成課程

教育職員養成課程(以下、「教職課程」という)とは、教育職員免許法(1949年に制定)により授与される免許状を取得するために、その必要科目を履修する課程です。所定の科目を修得した者は、申請手続きを取ることにより、卒業時に大阪府教育委員会から教員免許状が授与されます。
この免許状は、国・公・私立を問わず、学校教育法に基づく学校の教員(教諭や講師)となる場合に不可欠なものです。

教職課程への登録

本学の教職課程は、登録制(登録料は不要)です。
教職課程の登録学生に対して、教職課程に関する各種ガイダンスの案内や教育実習依頼に関する手続きを案内します。

必要資格および教職課程科目

教員免許状を取得するためには、所属学部学科の卒業要件を満たすこと、かつ、希望する免許教科に必要な教職課程科目を全て修得しなければなりません。
希望する免許教科に必要な教職課程科目の詳細等は、『履修要項』(学部)もしくは『大学院履修要綱』(大学院)を確認してください。

教職センター

教職センターでは、教員による教員採用試験対策講座を実施しています。
その他に、教職課程の履修に関する相談を受け付けています。

教育機関の関係者の皆様へ

講師募集や学校支援ボランティア(スクールボランティア)等をご案内いただける場合は、教職センターまでお知らせください。

<問い合わせ先>
教職センター
電話:0725-92-7503
メール:kyoshoku@andrew.ac.jp

教員採用試験に合格した卒業生の声

令和6年度 教員採用試験 中学・社会科合格
社会学部 社会学科 S.Iさん(2024年3月卒業)

1.はじめに
4年間の教職課程での経験を通しての成長、これもひとえに皆様のご指導ご鞭撻の賜物と、心からお礼申し上げます。

2.教職課程における学び
教職課程では、教員として求められる【授業力】【対応力】【理解力】そして核となる【人間力】を磨くことが出来ました。多様な学びの場においては、技法や用法だけでなく、1人の人間としてどのように教育に携わるのかを探求することができました。  そして、教職課程の山場である教育実習では、子どもたち一人ひとりとのかけがえのない関わり合いのなかで、学校現場で求められている力や今後自分に必要な資質・能力は何かを学びました。現場では、広く鋭い視野の獲得が求められ、多角的に子どもや保護者の変化に気づき、早期対応に努めることが大切だと感じています。

3.本大学で得たもの
私は、学生生活において、部活動(硬式野球部)と教員採用試験への挑戦を主軸とするなかで、多くの挑戦と経験をさせていただき、4年間を通してぶれない軸を確立する力を得ました。さらに、見通しをもって物事に取り組む力や組織の一員として物事に向き合う姿勢を身につけることが出来ました。上記の経験で得たものは、今後の教員生活でも自分の原点として大切にしていきたいです。

4.おわりに
教職課程は決して簡単なものではありません。ただ、4年間での学びは、とても価値のあるものです。今やるべきことを真剣に取り組んでください。そして、かけがえのない子どもたち一人ひとりとの出会いに感謝し、教育実習などに努めてください。私も教員人生のスタートラインに立つことができた今、感謝の気持ちとともに、支えてくださった方々に恩返しが出来るよう、日々精進したいと思います。最後になりますが、みなさんの活躍を心よりお祈りしています。


令和6年度 教員採用試験 小学校合格
社会学部 社会学科 K.Tさん(2024年3月卒業)

1.はじめに
私は教職課程を履修するなかで、自分にしかない“魅力・経験”を探すために講義を受講したり、ボランティア活動を行ったりしてきました。ここでは、それによって得られたものの一部を紹介します。

2.四年間で得たもの
(1)同じ志をもつ仲間
「教員になる」という同じ志をもつ仲間と出会うことができました。ここで出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、「教員になる」という目標に向かい、ひたむきに努力することができました。私は小学校教員採用試験に合格することができましたが、この仲間たちが居なければ、合格できていなかったと思います。
(2)教職課程を振り返って
私は桃山学院大学での教職課程の履修に加え、神戸親和大学で小学校免許取得プログラムも行っていました。そのため教育実習が二度あったり、授業やレポートがほかの人より多かったり、と「忙しい学生生活を送ったな」と思います。しかしその教育実習で得た経験や学級からのプレゼント、関わってくださった先生方・子どもたちの笑顔は一生忘れられない宝物になっています。

4.おわりに
私は「教員になる」という志をもち、四年間を過ごしました。そのため学校の裏側や授業づくり、その他わからないことすべて理解しようという気持ちで授業や実習を行っていました。実際に教員を目指している人は、こんな気持ちで過ごしてみてください。教員を目指していないという人も、新しい視点で学校を見る経験はとても新鮮で楽しいものです。ぜひそんな視点をもって、教職課程を履修してみてください。


令和5年度 教員採用試験 中学・社会科合格
社会学部 社会学科 M.Kさん(2023年3月卒業)

1.はじめに
私は中学の頃から教員を志望し、大学に入ってその夢に向かって努力してきました。そして、無事教員採用試験に合格しました。ここまでの道のりを、教員を目指す後輩たちに伝えたいと思い、メッセージを書きます。

2.具体的な内容
(1)大学で得たもの
切磋琢磨し合える仲間です。教員採用試験を受け終わって、その存在は本当に大きかったと感じています。教員採用試験の対策をする中でしんどいとき、みんなも頑張っているから私も頑張ろうという気持ちになりました。また、授業においても、他の学生より単位を多く取らないといけない中、一緒に頑張れる仲間の存在は大きかったです。
(2)先生方からの指導で得たもの
知識、つながり、自信などたくさんのことを得ることができました。例を挙げると、A先生の講座では、他大学の学生や講師の方も参加しており、交流することでやる気をいただいたり、言い回しを学ばせていただいたりしました。次に、B先生に本番と同じように面接練習などをしていただきました。その中で私が自信を持てないでいる際に、「自信というのは自分を信じると書く」という言葉をかけていただいたおかげで、ここまで努力してきたのだから当日は自信をもって頑張ろうという気持ちになりました。ここで得たものは教員になってからも役立つものであると感じています。
(3)教職課程を振り返って
大変だったことは、やはり教職課程を履修していない人よりも単位を多くとらないといけなかったことです。良かったことは、教員を目指す上で必要な知識がついたことはもちろん、他の授業よりグループワークなどが多かったためコミュニケーション力もついたことです。

3.おわりに
教員への道のりは長いもので、途中合格するのは無理なのではないか、自信がないなど何度もくじけそうになったことがあります。しかし、教員になりたいという気持ちや一緒に頑張る仲間がいることで、あきらめず頑張ろうと前進できました。なので、教員を目指すみんなも、教員になりたい気持ちを忘れず仲間と切磋琢磨して最後まで頑張ってください。


令和5年度 教員採用試験 中学・英語科合格
国際教養学部 英語・国際文化学科 R.Oさん(2023年3月卒業)

教員を目指して教職課程を履修されている皆さん、毎日の授業数が多く、4年間を通して見ても科目の履修数が多いことと思います。そんな中で課題に追われる日々を過ごしているのではないでしょうか。他にも、慣れない模擬授業の準備や教材研究をしたり、教育実習に対する期待や不安を募らせたりしていることと思います。
私は、教育実習が教職課程の集大成だと思います。3年生になるまでに本当に長い時間をかけて準備をして、ようやく3週間(高校教員免許のみ取得希望の方は2週間)の教育実習に行くことができるからです。最初は失敗もたくさんすると思います。失敗を通して学ぶこと、生徒たちから学ぶこと、先生方から学ぶことが本当にたくさんあります。私も多くの高い壁に突き当たり続けました。そんな時は実習先の先生や生徒、大学の先生、友達を頼ってアドバイスをもらってみてください。きっと新しい視点から気付くことがあると思います。あっと言う間に終わってしまう教育実習ですが、きっと一生忘れられない経験になると思います。
どんな時も自分を信じ、仲間や先生方を信じて粘り強く取組んでください。私も2023年4月からは教諭として生徒の前に立ちます。共に頑張りましょう。

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