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2018.9.28
お知らせ・イベント
株式会社 関西コレクションエンターテイメントに信夫ゼミ生が訪問しました

(信夫ゼミ企業訪問)中川博之氏に聞く「イベント・ビジネスのマネジメント」

8月8日(水)、経営学部の信夫ゼミが4万1000人という全国一の集客で話題を集めている「関西コレクション」の運営会社である株式会社関西コレクションエンターテイメントを訪問し、代表取締役の中川博之副社長に「イベント・ビジネスの起業とマネジメント」についてお話をお伺いしました。
中川副社長は桃山学院大学経営学部の卒業生(2001年卒)です。株式会社関西コレクションエンターテイメントは2014年に設立された若い会社でありながら、早くも実績をあげられており業界から注目されています。事業内容は、コンサートやイベントの企画・運営、モデルやダンサーなどの育成スクール、および各種イベントへの人材派遣などです。最近は、駒川商店街のイベントプロデュースも担当されて、地域貢献にも一役買っておられます。
このようなビジネスは、学生時代から目指されていたわけではなく、学生時代やこれまでの社会人経験を活かされて今のような会社を設立されたとのことです。桃山学院大学の3年次に交換留学生として中国の大学に留学され、そのご経験を活かされて中国のプラスチック成型の会社で働かれたこと、帰国されてからリフォーム会社の開発部で働かれたこと、さらに親族の飲食店の宣伝のためにホームページを作成されていたこと、これらのご経験をベースとして新たなビジネスを発想されました。

以下、中川副社長への信夫ゼミ生によるインタビューレポートです。

<黒澤玲伊(経営学部3年次)>
■来場者を増やすためにどのような工夫があったのか。
最初は入場料を無料にして、関西コレクションを知ってもらい、収益としては会場の出店舗から協賛金をいただくという方法をとったとのことでした。集客第一の手法を考えられました。

<中尾完世(経営学部3年次)>
■若者向けのイベントである関西コレクションが老若男女にどうPRするか。
このビジネスはターゲットを広くするのではなく、確実に集客するためにターゲットを絞ることが大切だとおっしゃっていました。そして徐々に地域を広げていくことも重要とのことでした。今後は海外に挑戦できるような環境が必要だ、と展望を語っておられました。

<萩原亘(経営学部3年次)>
■これまでのターニングポイントは?
大学時代に中国に留学した時と、日本での会社員生活を辞めた時だとお答えいただきました。中川副社長は大学時に交換留学生として中国へ留学され、その経験を活かして後に中国で働かれたり、日本で起業されたりと、人生での大きな選択をされてきました。様々な挑戦・決断が現在に繋がっており、「すぐに成果・効果があることでなくとも、経験したことは将来絶対に役に立ち、無駄にはならない」とおっしゃっていました。私も今できる事にしっかりと打ち込もうと考えました。

<黒澤玲伊(経営学部3年次)>
■在学中にもっとすべきだったことは?
外国語の勉強として、英語を挙げられました。中川副社長は在学中、第二外国語として履修された中国語をマスターすることに注力されたとのことで、関西コレクションを中国でも展開することができるのは中国語をマスターしていたからとのこと。英語も勉強しておけば、もっと世界の視野を広げられたとお答えいただきました。

<平岡夏菜(経営学部3年次)>
■聴衆を惹きつけるプレゼンテーションとは?
最後に、私たちはゼミでプレゼンテーションを練習してゼミナール大会に出場するので、「聴衆を惹きつけるプレゼンテーション」について質問させていただきました。中川副社長からは、初めのつかみと最後の印象を大切にすることだと教えていただきました。特にオープニングのインパクトが、ショーへの期待や最後までひきつける持続性につながるとのことでした。

以下、訪問したゼミ生からの感想です。

・これまでの経歴、創設までの経緯、これからの取り組みなどを知ることができました。挑戦することと行動力が重要だと感じました。(萩原)
・企業訪問をさせていただき、イベント事業とそのマネジメントについてお教えて下さり、とても有益な時間となりました。(中尾)
・今後のプレゼンテーションをより明確に考えることができました。さらに、将来のために今どう準備するか、何が必要になるかを教えていただけたので、今後の就職活動の参考になりました。貴重なお話をありがとうございました。(平岡)

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代表取締役の中川博之副社長にインタビュー

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