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2019.12.10
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【メディア掲載】日本宗教学会の学会誌『宗教研究』第93巻第3輯(2019年12月)に青野正明教授(国際教養学部)の著書の書評が掲載されました
日本宗教学会の学会誌『宗教研究』第93巻第3輯(2019年12月)に、青野正明教授(国際教養学部)の著書(『植民地朝鮮の民族宗教—国家神道体制下の「類似宗教」論』法藏館、2018年11月)の書評が掲載されました。

評者は佐々充昭氏(立命館大学教授)で、書評は次のような文章で括られています。

<書評末尾引用>
「いま日韓関係は戦後最悪の状況を迎えている。「民族宗教をテーマとする実証研究の方法論としては、総督府資料と教団資料の照合に加えて、資料的には困難ではあるが現地における人々の実態にも迫りながら、支配・被支配という二項対立の次元を超えた分析が必要である。このような方法論が未来につながる研究を生むことになる」(本書、295頁)。青野氏のこの提言に評者も全面的に賛同し、本書がこの課題を達成した重要な業績であることを述べて、この書評を閉じたい」