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2021.9.3
お知らせ・イベント
土屋ゼミ(国際教養学部)が他大学との合同交流発表会をオンラインで実施しました
8月5日(木)、国際教養学部土屋ゼミの3年次生が、立命館大学(映像学部北村ゼミ)と福岡女学院大学(人文学部林田ゼミ)との合同交流発表会をオンラインで実施しました。

土屋ゼミでは、2021年度春学期の演習3において、「今、ここにある多文化交流」をテーマに“デジタルストーリーテリング”という自分で吹き込んだナレーションと写真で構成する短い動画作りのワークショップに取組みました。デジタルストーリーテリングには、客観的なレポートではなく、内面の思いや考えを表すという特徴があります。

作品を作るにあたって学生たちは、まず自分たちが多文化と感じる光景や場面を写真で撮影したり、音を録音したり、当たり前となってしまっている日常を異化してふり返るメディア・ワークショップに取組みました。その後、何を取り上げ、どうストーリーを構成していくかを考えました。学生たちは、一人ひとりが自己の経験と気づきから言葉を紡ぎ、多様な「多文化交流」の解釈を生み出し、独自の表現をすることができました。

完成した13作品は、内容から4つのグループに分類し、合同発表会で上映しました。
以下はグループごとに分類された作品のタイトルリストです。
(1)グループ 「アルバイト先で出会う」
「賄いは台湾料理」 (1’50’’) 
「英語は使わない」 (1’40’’)
「留学生に学ぶ」 (2’34’’)

(2)グループ 「通じ合う気持ち」
「アニメでつながる人と人」 (3’24’’) 
「異文化交流とサッカー」 (1’57’’)
「見える文化と見えない文化」 (2’29’’)

(3)グループ 「『好き』こそ始まり」
「韓国メイクと私」 (1’39’’) 
「チョアへ 韓国ドラマ」 (2’29’’)
「僕と REGGAE 文化」 (2’17’’) 
「革靴から多文化に」 (2’16’’)

(4)グループ 「発想を広げて考える」
「プードルから世界へ」 (1’42’’) 
「私と故郷」 (1’59’’) 
「僕が初めて見た人達」 (2’30’’)

今回の制作、発表を通じて学生たちは、コロナ禍で留学や海外訪問ができない中でも、身近にある文化の多様性や、実現可能な交流のあり方を改めて考えることができました。

合同交流発表会(オンライン)の様子