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2022.3.11
お知らせ・イベントトピックス
リニューアルした経営学部「プレップセミナー」で、学生満足度が94%となりました
プレップセミナーとは、ゼミ活、就活、プレゼンテーション力の育成などを目的とした、経営学部2年次の秋学期に行われる必履修科目(必ず履修しなければならない授業のこと)です。このプレップセミナーが2021年度よりリニューアルし、全9クラスを水曜3限に同時開講するなど、学生がより意欲的にゼミへの準備やキャリア形成などに取り組めるようになりました。各クラス共通の取り組みの一つとして今年度よりプレゼン大会を開催し、2年次全員が発表に向けて取り組みました。

授業実施後の学生アンケートでは満足度が94%となり、分析結果からは「楽しい」「考える」「人」などの要素が高い満足度に繋がっていることが分かりました。

■「プレップセミナー」アンケート結果と分析

アンケートは授業最終日第15回の授業で実施し、2年次200名中147名が回答しました。「満足」「やや満足」と回答した割合が94%を超えるなど、リニューアルの効果が数字でも表れています。また、そのアンケートの回答から【モザイクプロットによる視覚化】を行った結果、グループでの活動に「積極的に参加する」、「積極的に発言する」ことが満足度に繋がっていることが分かりました。また、【共起ネットワーク】で5段階評価の「授業満足度」と「授業の感想」の共起関係を調査したところ、対面授業が少ない中で、「楽しい」「考える」「人」などが満足度に繋がっていることが分かりました。

アンケート分析結果(抜粋)

■今回の結果から

経営学部では、「大学生活入門セミナー※1」⇒「基礎演習※2」⇒「プレップセミナー」という流れをさらに強くし、3科目を連動させながら統一性を高める学びを展開していきます。また、プレップセミナーの授業改革で得られたことを他の科目へも適応し、学部の授業全体への学生満足度を上げるよう、取り組みを進めていきます。今後、経営学部の教育に関する共同研究として「より良い授業を学生に提供するための研究プロジェクト」にする予定です。
(※1) 1年次春学期のクラス指定科目 (※2) 1年次秋学期のクラス指定科目

■プレップセミナーとは(2021年度の内容)

・ゼミ活、就活、プレゼンテーション力の育成
・水曜3限、聖ヨハネ館2階の9教室での同時開講で、連帯感と学部への帰属意識を高める
・トレーニングされたSA(スチューデント・アシスタント=先輩学生)15名が授業運営に参画
・全体と、個々のクラスの両面での授業運営
・PBL(=課題解決型学習)による統一テーマ(課題)への取り組み
→今年度のテーマ「学食の健康的なメニューの考案」「オープンキャンパスグッズの考案」