2月16日（木）の日本経済新聞に本学院創設の地・川口居留地に関する記事が掲載されました。

川口居留地は、1868年に外国船舶が入港できる地域として現在の大阪市西区に設けられ、学校教育や医療を中心に近代大阪の発祥地として栄えました。

記事では、1899年に川口居留地が閉鎖されてから120年以上経った現在はその面影は乏しく、もう一度、その歴史的価値に光をあてようとする取り組みが動き出していることを取り上げています。また、その取り組みのひとつに、2025年日本国際博覧会（略称：大阪・関西万博）の会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲（ゆめしま）までの舟運拠点を、川口居留地近くの「川口波止場」に設ける計画があることが紹介されています。

川口居留地研究会の事務局長で、本学院史料室の特別研究員の西口忠さんは記事内で以下のようにコメントしています。

＜コメント一部抜粋＞
「忘れ去られた川口居留地に注目を集めることを優先して考えなければ。他の居留地は観光名所であるほか、街づくりの拠点として文化をつないできている。残念だが大阪はそうなっていない。（大阪・関西万博の）ターミナルを訪れた人が川口居留地を知るきっかけになるような展示施設ができるのが理想だ」


【参考URL】
▼日本経済新聞Webサイト
「近代大阪の礎・川口居留地　医療や教育、独自文化が開花　時を刻む」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF257U50V20C23A1000000/
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▼学校法人桃山学院Webサイト
「桃山学院の概要：桃山のあゆみ」
https://www.andrew.ac.jp/gakuin/outline/history.html