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2023.4.25
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電動キックボードなどのシェアリングサービス普及を キグナス石油株式会社と全国初の合同実証実験を継続
キグナス石油株式会社と合同で取り組んでいる電動キックボード・電動アシスト自転車シェアリングサービスの実証実験を、今年度も継続します。

普及・拡大策を考える実践演習「シェアリングビジネスモデル開発」(担当・西藤真一教授)の受講学生が4月18日、試乗体験をしました。
今年度最初の演習には同社リテール開発部モビリティ事業グループの村上龍吾グループ長らが訪れ、実証実験の狙いや電動キックボードなどの利用方法を説明しました。同社は人口規模の大きくない地方都市などで環境負荷の低い移動サービスの事業化を目指していて、大学生の利用から始めて、周辺地域住民、自治体全体への拡大を考えています。本学は同社の最初のパートナーで、学生たちはニーズ調査や利用者向けマニュアルの改善、学内の普及促進を図る試乗会などに取り組み、キグナス石油に提言を行う予定です。

村上グループ長は「全国約800大学の半分が、最寄駅から徒歩10分以上の立地で、目的地がはっきりしている大学と観光がモビリティサービスの切り口の一つだと考えています。地域特性に合わせて移動の課題を解消し、環境負荷の低減に貢献したい。」と事業の意義を強調しました。
学生たちは初めて乗った電動キックボードの魅力を実感した様子で、西藤教授は「自らサービスを利用して、その“実感”を踏まえて普及策を考えてください」と積極的な利用を呼びかけました。