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2023.4.28
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「2022年度春期グローバル研修【体験型】の合同報告会」を実施しました
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3年という長い間中止されていたグローバル研修【体験型】がついに再開され、その報告会が実施されました。今回は、グローバルインターンシップ(京都)、BSPベトナム、オーストラリアインターンシップの参加者は、期待と緊張を抱きながら現地での経験を積み、それを報告会で堂々と発表することができました。

グローバルインターンシップ(京都)では、京都市内のゲストハウスでのインターンシップを行いながら、グループワークを通してインバウンド観光と地域社会との関わりについて理解を深めます。参加者の1人は「当たり前だと思っていた綺麗な部屋は、当たり前ではなく、多くの人の努力や思いやりの気持ちが背景にあることを学んだ。」と話しました。

また、異文化入門プログラムであるBSP(Beginning Step Program)ベトナムでは、ベトナム文化やベトナム社会に理解を深め、日越関係について考えました。現地で日本語を学んでいる学生との交流が印象的だったと話した参加者は「英語を学んでいる日本人とは違い、現地学生は恥ずかしがらずに日本語を使っていた印象を受けた。私も彼らを見習って、英語の学習をこれからも頑張りたい。」と、英語学習に対する意欲が高まったことを伝えました。

オーストラリアインターンシップでは、それぞれが、現地高等学校での日本語教師アシスタント、レストラン、カフェで職業体験をしました。現地の人々とのコミュニケーションを通じて、自分たちの語学力や文化の違いを理解し、より国際的な視野を持つことができました。レストランでのインターンシップを経験した参加者は「他国から来ていた同僚は、明確な目的を持ちつつも自由に働いていた。私も将来は就職をして資金を貯めた後、外国にもう一度行きたい」と将来への挑戦を語りました。

BSPベトナムの引率教員でもある国際センター教員の小峯講師は「大学生のうちにしかできない、世界の見方、感じ方がある。これからいろいろな場所に行き、たくさんの経験をしてほしい。」と話しました。長い間研修が中止されていたことから、参加者たちだけではなく国際センター教職員にとっても特別な意味を持った報告会となりました。グローバル研修は、学生たちが自ら考え、自ら行動する力を養うための重要なプログラムの一つとなっています。今後も桃山学院大学の多様なグローバル・プログラムを通じて、多くの学生が国際的な視野を持つことができるようになることを期待しています。

グローバルインターンシップ(京都)の発表

BSPベトナムの発表

オーストラリアインターンシップの発表