日本経済会計学会が発行する査読付き雑誌『Accounting Letters』に、濵村純平准教授(経営学部経営学科)の論文が掲載されました。
濵村准教授は、「Weight Placed on the Rival’s Profit under the Relative Performance Evaluation with Cournot-Bertrand Competition and Sequential Decision of the Weight」を執筆しています。
<論文概要>
本研究は、寡占市場を仮定し、2つの企業がCournot-Bertrand競争のもとで順番に相対的業績評価におけるウェイトを選択するケースを考える。経営委任ゲームを利用したこれまでの相対的業績評価研究は主に、競合他社の利潤への最適なウェイトの水準に焦点を当て、そのウェイトの符号は経済環境に依存することを示してきた。本研究は、Cournot-Bertrand競争のもとで企業が製品市場で数量を決定する場合、経営者報酬契約でオーナーが競合他社の利潤に対して常に正のウェイトを設定することを示した。
【参考URL】
▼『Accounting Letters』(発行:日本経済会計学会)
https://aea-j.org/journals_and_books/journal_al/journal_al_forthcoming/
「Weight Placed on the Rival’s Profit under the Relative Performance Evaluation with Cournot-Bertrand Competition and Sequential Decision of the Weight」Jumpei Hamamura
https://aea-j.org/wp/wp-content/uploads/2020/02/aeaj_info/Accounting-Letters_Jumpei-Hamamura.pdf