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2024.2.14
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就活決起大会&学内企業研究会を開催 OBのタレント・森脇健児さんが激励
2025年春卒業予定の現3年次に対する企業の採用説明会が3月1日(金)に解禁されるのを前に、桃山学院大学キャリアセンターは2月8日(木)、学生を鼓舞する決起大会&学内企業研究会を行いました。本学OBのタレント、森脇健児さんが激励の講演に訪れ、浮き沈みの大きい芸能生活の経験をもとに、努力・我慢・辛抱の大切さと、就職した職場でお手本になる「師匠」を見つけるよう、社会での心構えを説きました。

森脇さんは京都の陸上競技強豪高校から1985年、「自由な校風にあこがれて」本学社会学部に入学しました。高校在学中に松竹芸能のタレントとしてデビューし、学生時代に東京進出を果たして売れっ子タレントに。新大阪駅や伊丹空港からタクシーで講義に駆けつけるハードな生活を続け、7年がかりで卒業されました。「桃山に入学出来て本当にうれしかった。いい加減な人間と思われていた私が卒業して『森脇、やるやないか』と思わせたかった」と振り返り、「教室の最前列に座って講義を受けました」と思い出を語りました。

トレンディードラマやテレビCMもヒットし、20歳代で大成功しましたが、30歳ごろからレギュラー番組を失い、不遇な時期を過ごしました。ランニングやボクシングで体を鍛え、漁業をしながら1か月1万円で暮らす番組や、芸能人のランニング大会で「5位以下なら引退」という特集などのハードなオファーに応える中で、徐々に復活していったそうです。

「いかに成功したかより、何度這い上がったかが大切」と話す森脇さんは、「就職しても最初は思ったようにはなりません。そこで辞めてしまう人が多いが、そういうものだと思って全力を尽くすことが大切です」と努力の継続を訴えました。また先輩芸人や有名タレントから芸のコツや私生活の振る舞いを学んだ経験から、「仕事の仕方や私生活のお手本になる『師匠』を見つけて」とアドバイスし、「努力しても成功しないことはありますが、成長はできます」と社会人の心構えを話しました。

就活を終えた4年次からの体験談や企業の採用担当者による履歴書や面接のコツのアドバイス、フォークソング部の応援歌、チアリーディング部の演舞などの後、参加者全員で「頑張ろう!」を三唱して締めくくりました。
同日午後からは学内企業研究会が行われ、就活スーツ姿の学生たちが企業の説明会に臨みました。2月中に132社の説明会が学内で行われます。

ご講演を前に、学生時代の思い出などお話しいただきました

貴重なご経験や想いを、熱い言葉で語っていただきました

時に、会場内が笑いに包まれる「あっ」という間の1時間でした

パネルディスカッションでは、企業の採用担当者にご登壇いただきました