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2024.3.25
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経営学部の信夫ゼミ生(3年次)が、2023年度マイナビ主催コンテストとCSVビジネスアイデアコンテストに参加しました

経営学部の信夫ゼミ15名は、チームに分かれて調査研究、企画提案を行い、株式会社マイナビが主催する「課題解決プロジェクト」および株式会社メンバーズが主催する「第7回大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」に出場しました。

約350チームが出場した「課題解決プロジェクト」では、「交通不便地域の交通利便性の向上—シェアリングエコノミーの観点からー」(後野舜人チーム)、「デジタル田園都市国家構想のための孤独死対策案」(池田颯太チーム)、「健康経営成功のためにー企業間シェアと人材確保—」(池田朱蘭チーム)の3つのテーマで研究発表しました。

後野舜人チームは、大阪市高速電気軌道株式会社に調査に出向き、次世代モビリティ部の西村課長から助言をいただき、交通不便地域でも発展させることが可能なビジネスプランの提案を行いました。
池田颯太チームは、一人暮らしをしている学生にインタビューをし、なぜ日本では孤独死が他国と比べて多いのかを調査しました。親族や隣人との関わり方の文化の違いを知り、孤独感と相談相手の有無に着目し、会話型AIにおける孤独死対策を考案しました。
池田朱蘭チームは、健康経営に費やす資金不足や人材確保の困難化などの課題に対して、企業が健康経営サービスをシェアする企業間シェアを提案しました。

全国から134チーム・総勢482名が出場した「第7回大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」では、「廃棄される野菜を再利用して食品ロスをなくす」(西村悠翔チーム)、「自分も地域も幸福度1位になる、1000人の村への移住計画とは?」(小野音々チーム)、「健康経営とキャッシュレス」(池田朱蘭チーム)という3つのテーマで研究発表しました。

西村悠翔チームは、農作物や野菜の廃棄量の削減について研究し、規格外商品に焦点をあて、缶詰やソース、また野菜で作られた折り紙などに利用するという提案をしました。
小野音々チームは、移住をしやすい交通の便や環境を調査するために大阪市高速電気軌道株式会社を訪問し、次世代モビリティ部の西村課長から意見をいただきました。村の自然に着目した案を考え、キャンプやグランピング、渓流下りなどの体験ができるアウトドア複合施設を作る案を提案しました。
池田朱蘭チームは、企業の健康経営を法人カードを活かしてより良くし、コラボヘルスで企業同士の健康経営サービスをシェアするという案を提案しました。

▼学生のコメント(抜粋)
後野舜人チーム

シェアリングエコノミーによる交通不便地域の利便性向上について研究した。交通不便の課題解決に繋がると考えたが、話し合ったり意見をもらったりすると、新たな課題が見えて全体的に難しい研究内容だったと思う。話し合いやプレゼンなど良い経験になった。

池田颯太チーム
今回の活動を通して、孤独死に対する考え方が変わった。今までは、孤独死に関心がなかったが関心を持つことができた。自分の祖父母や親、そして自分が孤独死するような状況になった時に、こうあってくれれば孤独死を阻止できるなど考えることができた良い機会だった。

池田朱蘭チーム
・私たちの班は3人で自分たちの提案を作るために2週間に1度zoomで約3時間の活動をした。締め切りの1週間前になると連日zoomで話し合った。zoom以外にもグループチャットで常にコミュニケーションを取り、役割を分担して活動を進めた。
・私たちのグループは健康経営×キャッシュレスを考えた。カードを利用しコラボヘルスを利用することが可能になるというテーマを考え、資金のない中小企業でもカードを利用するところからお得に診断を受けられるという提案を行った。現在の社会的問題をCSVのテーマに合わせて考えるという点が難しかったが達成感があった。

西村悠翔チーム
コンテストに出場した背景として、約3年間コンビニエンスストアでアルバイトをしていて、廃棄問題に着目していることが大きな理由であった。まだ食べられる食品が廃棄されている現状を見て、日本では野菜の廃棄が多いことがわかり、コンテスト出場に向けて廃棄される野菜の可能性を研究した。研究を通して、捨てられるものに新たな価値を与えることの重要さを学んだと同時に、廃棄を減らすことの重大性を認識する良い機会となった。

小野音々チーム
私たちは「渓流ヴィラITSUKIを向上させたアウトドア複合施設を、地域を盛り上げるビジネスプラン」を考えた。主に移住をしてもらうことを中心に考えて、地域の魅力や農産漁村地域への関心を集めるためのアイデアを考えた。そこで、移住をしやすいように交通の便や環境を調査するために、大阪市高速軌道株式会社を訪問した。チームが一丸となって協力したことで、期限までに効率良く達成できたと感じた。

<練習とコメントの風景>

<大阪市高速軌道株式会社にて>