絵はがきは明治末から昭和の初期にかけて大流行しました。当時はさまざまな種類の絵はがきが大量に発行され、市中に出回っていました。戦争、自然災害、ニュース、博覧会などの行事、そして観光名所などなど、その当時に注目されていた物や出来事などが絵はがきによって人々に伝えられました。現在では、当時の絵はがきは失われてしまった風景を読みとることができる貴重な資料となっています。

桃山学院史料室では、大阪や学校に関するものを中心に戦前の絵はがきを800点ほど所蔵しています。本展示ではこれらのなかから、大阪・泉州地域に関する絵はがきを160点ほど紹介します。本展示を通して、絵はがきの魅力を味わっていただくとともに、大阪・泉州地域の歴史、文化、観光資源などを再発見していただけますと幸いです。
入場は無料で、どなたでも自由にご覧いただけます。

期間：3月22日（金）～5月14日（火）　※休館日：第3水曜日
時間：10:00～20:00
場所：泉大津市立図書館 シープラ おりあみゅー