NEWS

お知らせ
2024.8.26
トピックス
SDGsこどもフェス2024夏休み「おひさまの力をうけとめよう~ソーラークッカーをつくって実験~」を開催しました

本学では、2000年に「桃山学院大学環境宣言」、2023年に「桃山学院大学におけるSDGsの方針」を掲げ、学生とともにさまざまな活動に取り組んでいます。

この夏、地域のみなさまにも環境問題やSDGsを考えていただく機会の提供を目的に、8月1日(木)にSDGsこどもフェス2024夏休み「おひさまの力をうけとめよう!~ソーラークッカーをつくって実験~」を開催しました。当日はたくさんの地域の小学生にご参加いただき、ソーラークッカーの作成・実験、本学学生によるSDGsワークショップ、ソーラークッカーのデモンストレーションなどを体験しながら学ぶ機会となりました。

今回の実験のテーマとなったソーラークッカーとは、すべての人に平等に降り注ぐ太陽エネルギーを利用して、電気やガスを使わず料理ができる調理器具のことです。身近な材料で作製ができる上、シンプルな仕組みのため、子どもたちも取り組みやすい内容ですが、災害時に役立つほか途上国等では実際に活用されており、今回のイベントを通してSDGsを幅広く考えることができました。

本学社会学部の巖圭介教授が講師となり、本学学生が子どもたちをサポートしながら、ソーラークッカーの工作に取組みました。
巖教授ご自慢の本格的ソーラークッカーでは、目玉焼きや焼き芋、炊飯等のデモンストレーションも行われ、子どもたちは目を輝かせ、食い入るように見ていました。
当日は、ソーラークッカーの実験と同時に、巖教授のゼミ生によるSDGsワークショップ「シュレッダーくずをかためてハートの花をさかせよう!」も開催しました。大学で大量に発生するシュレッダー紙ゴミの説明から始まり、シュレッダーくずの状態から紙粘土を子どもたち自身で手作りしました。また事前に学生が用意していたシュレッダーくずの紙粘土のオブジェに色を塗り、みんなで1本の大きな木を作り上げました。この木は、本学で開催する大学祭(2024年11月22日(金)~24日(日))にて展示しますので、ぜひご来学いただいて実物をご覧ください。
イベント終了時には、子どもたち一人一人に修了証が手渡されました。

 

【実施後のアンケートについて(一部抜粋)】

  • ・イベントへの参加理由として、「ものづくりが好きだから」が最も多く、続いて「SDGsに興味があったから」「大学の先生から教わることができたから」が続きました。
  • ・今後本学に求めることとして、「子どもたちがもっと大学に興味を持って学びを身近に感じられるような仕掛けをつくってほしい」「留学生と英語で交流できる機会が欲しい」「地域の人々がもっと大学を利用したいと思う環境をつくってほしい」「大学で開催されるイベントの周知をもう少し工夫してほしい」等のご意見をいただきました。

 

また、保護者の方々から以下のようなご感想をいただきました。その一部をご紹介します。

  • ・内容はとてもわかりやすく、子どもも興味津々でした。ゼミ生の方の考えたイベントも含めとても楽しく参加できました。
  • ・親子で楽しめました!
  • ・作った紙粘土も家で工作しました。また機会がありましたらぜひ参加します。
  • ・学生のみなさんはとても優しく、丁寧に接してくれました。今回はSDGsの勉強も出来て、大人も興味を持って参加できました。教授のお話も楽しかったです!

 

皆様からの貴重なご意見は今後の参考に活用させていただきます。

最後に、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。また、今回のイベントは当初の受付予定人数を超えるご応募を頂戴し、ご参加いただけなかった方につきまして、心からお詫び申し上げます。
本学では引き続き、地域の皆様にとって意義のあるイベント、学生にとって学びのあるイベントを開催して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。