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2025.2.26
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第19回ビジネスプランコンテストを行いました
2月14日(金)に本学の大阪・あべのキャンパスにおいて、第19回ビジネスプランコンテストを行いました。本コンテストは、未来のビジネスリーダーを目指す学生たちが、実現の可能性と将来性に富んだプランを競い合う場として設けております。

本年度のコンセプトは「課題を磨き、可能性を形に」。昨年度の「課題の質向上」から一歩踏み込み、書類審査では動機、プラン、実現性の一貫性が注目されました。一次審査は2名の審査員によって行われ、各チームが本選出場へのブラッシュアップに向けた具体的な指摘を受けました。学内エントリーは30チームとなり、熱い情熱と斬新なアイデアが集結する中、6チームが本選に選ばれました。また、大阪・あべのキャンパスでの開催となった2021年度以来、初めて1年次生のチームが本選へ進出となりました。

■最優秀賞(学長賞)

・プラン名「モモまる 桃山アクセサリーマルシェ」(ビジネスデザイン学部4年次 髙本来依さん)
アクセサリーの不良在庫問題に着目。企業から安価で買い取った破損や紛失したアクセサリーを修復・リメイクし再販することで、廃棄コスト削減とSDGsの推進に寄与。学園祭や商業施設でテスト販売を経て、美容室での無人販売を計画されています。


■優秀賞

・プラン名「車椅子ユーザーのためのアパレルブランド “THE ADAPTIQUE”」(ビジネスデザイン学部3年次 秋田悠輔さん)
車椅子ユーザー向けに、座った姿が美しく映えるデザインを採用。留めやすいボタンや機能的なパターン設計により、フォーマルなシーンでも自分らしいスタイルを実現。1着15,000~20,000円の価格帯で提供され、ファッションを通じた自己表現をサポートします。起業部賞も併せて受賞しました。


他の受賞者、本選出場者は次の通りです。


■審査員特別賞

・プラン名「洗顔キャンディー」(ビジネスデザイン学部2年次 高村翼さん、酒井愛里さん)
見た目はキャンディー、使い方は洗顔シート。乾燥・圧縮された丸型シートに数滴の水を加えるだけで洗顔が可能。旅行や災害時など、携帯性と手軽さを追求した新感覚アイテムとして注目され、1,000円前後での販売が計画されています。大阪シティ信用金庫賞も併せて受賞しました。


・プラン名「名所と人を結ぶおむすび “OMUSUBI”」(ビジネスデザイン学部4年次 伊藤光騎さん)
日本食のおにぎりを活用し、観光情報カードを添付。地域の観光名所や地元飲食店の情報を提供することで、訪日観光客や若者に新たな観光体験を提案し、地元経済の活性化を目指します。


・プラン名「わけわけ筆箱」(ビジネスデザイン学部1年次 福留大翔さん、山田匠さん、中島彩さん、山﨑志穏さん)
小学生向けのブロック式筆箱で、パーツの自由な組み替えが可能。使わない文房具の取り外しや必要なものだけの携帯を実現し、整理整頓の習慣化と紛失防止を促進。長期利用を見据えたデザインが特徴です。


・プラン名「ふるにゃくシャイク」(ビジネスデザイン学部3年次 園山翔琉さん、中村暖陽さん、小林誠人さん)
低カロリーかつ腹持ちの良いこんにゃくアイス。砂糖や果汁を加えたこんにゃくで、わずか32キロカロリーに抑えつつ、食物繊維も摂取可能。運動後のリフレッシュや健康志向の消費者に向け、特に学生層からの需要が見込まれます。


【イベント概要】

日時:2025年2月14日(金) 13:00~17:00
会場:本学 大阪・あべのキャンパス

本選の審査は、各業界の第一線で活躍される重鎮たちが、各プランの独自性、実現の可能性、将来性を多角的に評価し、厳正な審査を行いました。
審査員は以下の通りです。(順不同)

安部哲史 氏(ユニオンエタニティ株式会社 代表取締役)
下川哲平 氏(NTT西日本 イノベーション戦略室 事業開発担当シニアマネージャー)
髙谷邦啓 氏(大阪シティ信用金庫 企業支援部 第二部長)
中野瑞彦 氏(桃山学院大学 学長)
橋本樹一郎 氏(UCCコーヒープロフェッショナル株式会社 代表取締役社長)
<当日の様子>

ビジネスプラン発表の様子

審査の様子

表彰の様子

最優秀賞(学長賞)|髙本来依さん

参加者集合写真