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2025.6.10
メディア掲載
【メディア掲載】金太宇准教授(社会学部 社会学科)が分担執筆した書籍『シリーズ環境社会学講座5 持続可能な社会への転換はなぜ難しいのか』が刊行されました
金太宇准教授(社会学部 社会学科)が分担執筆した書籍『シリーズ環境社会学講座5 持続可能な社会への転換はなぜ難しいのか』が新泉社より刊行されました。

金准教授は、環境社会学を専門としており、ごみ問題、現代中国の社会問題、事前復興事業における合意形成プロセスの解明に関する研究を研究テーマとしています。

当該の書籍において金准教授は、第5章「中国におけるリサイクルシステムの制度化とごみに携わる人びとの生活 —国家主導型ガバナンスの予期せぬ社会的影響」を執筆しています。

<内容紹介>
国家主導の廃棄物管理が強化される中国において、農民出身の人々による廃品回収は、都市と農村の狭間で生活を支える重要な営みとして続いている。都市周縁に広がる「ごみ村」を拠点に、彼ら彼女らは血縁・地縁を基盤としたネットワークを築き、制度の隙間を縫いながら廃品との関わりを維持している。規制の網の目をかいくぐる人々の生活知に焦点を当て、中国社会におけるリサイクルの動態を捉える。

【参考URL】
▼新泉社Webサイト
『シリーズ環境社会学講座5 持続可能な社会への転換はなぜ難しいのか』
https://www.shinsensha.com/books/7236/

▼本学Webサイト
金太宇准教授 教員データベース
https://www.andrew.ac.jp/researchers/c5o8gl0000000l0g.html