西﨑勝彦准教授(経済学部 経済学科)の論文が、MDPIが発行する査読付き学術誌『Games』に掲載されました。本誌はゲーム理論に関する学際的なオープンアクセス・ジャーナルです。
西﨑准教授は、実用的な集団的意思決定のルール(メカニズム)の設計可能性を研究テーマとしています。また、経済学部の「実験・行動経済学分野」の担当教員で、桃山学院大学総合研究所共同研究プロジェクト「実験経済学に関する研究・教育基盤の形成」(2022年4月~2025年3月)の代表も務め、経済学部における実験研究・教育を推進しています。
<論文概要>
本稿では、ゲーム理論で定義される支配戦略という最善の戦略があるにもかかわらず、次善の最適反応を取り得る「限定合理的な」プレーヤーが一定数存在する状況における集団的意思決定のあり方を理論・実験の両面から検証しています。2つの選択肢のうち1/2より多くの票を得た方を選出する多数決投票に関する実験室実験では、限定合理的なプレーヤーが多くとも2割程度観察され、これに対して多数決投票で集団的に望ましい選択肢を選出するには、その選択肢が構成員の7割程度から支持されていなければならないことが示唆されました。他方で、限定合理的なプレーヤーは少数派に属することがほとんどで、多数派のリスク回避的な行動を踏まえると(多数派である現状への不満を表明するなどのために少数派の選択肢に投票することで、万が一にも好ましくない少数派の選択肢が選出されるようなリスクは避ける)、7割程度も支持されていなくても多数決投票で集団的に望ましい選択肢を選出し得ることも示唆されました。
【参考URL】
▼MDPI Webサイト
『Strategy-Proof Mechanism Design with Boundedly Rational Agents: Theory and Experiment』
https://www.mdpi.com/2073-4336/17/1/12
▼本学Webサイト
経済学部「実験・行動経済学分野」
https://www.andrew.ac.jp/faculty/economy/special/#field_03
西﨑勝彦准教授 教員データベース
https://www.andrew.ac.jp/researchers/c5o8gl00000005et.html
西﨑准教授は、実用的な集団的意思決定のルール(メカニズム)の設計可能性を研究テーマとしています。また、経済学部の「実験・行動経済学分野」の担当教員で、桃山学院大学総合研究所共同研究プロジェクト「実験経済学に関する研究・教育基盤の形成」(2022年4月~2025年3月)の代表も務め、経済学部における実験研究・教育を推進しています。
<論文概要>
本稿では、ゲーム理論で定義される支配戦略という最善の戦略があるにもかかわらず、次善の最適反応を取り得る「限定合理的な」プレーヤーが一定数存在する状況における集団的意思決定のあり方を理論・実験の両面から検証しています。2つの選択肢のうち1/2より多くの票を得た方を選出する多数決投票に関する実験室実験では、限定合理的なプレーヤーが多くとも2割程度観察され、これに対して多数決投票で集団的に望ましい選択肢を選出するには、その選択肢が構成員の7割程度から支持されていなければならないことが示唆されました。他方で、限定合理的なプレーヤーは少数派に属することがほとんどで、多数派のリスク回避的な行動を踏まえると(多数派である現状への不満を表明するなどのために少数派の選択肢に投票することで、万が一にも好ましくない少数派の選択肢が選出されるようなリスクは避ける)、7割程度も支持されていなくても多数決投票で集団的に望ましい選択肢を選出し得ることも示唆されました。
【参考URL】
▼MDPI Webサイト
『Strategy-Proof Mechanism Design with Boundedly Rational Agents: Theory and Experiment』
https://www.mdpi.com/2073-4336/17/1/12
▼本学Webサイト
経済学部「実験・行動経済学分野」
https://www.andrew.ac.jp/faculty/economy/special/#field_03
西﨑勝彦准教授 教員データベース
https://www.andrew.ac.jp/researchers/c5o8gl00000005et.html