経営学研究科教員
研究科の専任教員をご紹介します。
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教員一覧
研究内容一覧
伊藤 潔志 教授
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[研究テーマ]自己と他者との関係を哲学的に探求する。
- これまでの研究では、キルケゴールの実存思想を人間学的な関心から解釈するため「教育」という観点からアプローチし、キルケゴールの思想そのものが教育的性格を有していることを明らかにした。現在は、ウィトゲンシュタインの哲学を「宗教」という観点から捉え直して、ウィトゲンシュタインの他者論の再解釈を目指している。
井上 敏 教授
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[研究テーマ]現代にふさわしい博物館・文化財保護制度を探求する
- 現在の日本の文化財保護や博物館に関する法制度はそれぞれ1950年及び51年に制定されたが、その改正が必須の状態になっているにもかかわらず、なかなか進まない。一方で政府の観光戦略によって文化財の利用の部分が非常に強調されるようになって、文化財のダメージがひどくなり将来世代に残せなくなるのではないか、という危惧が出されている。そこで現在進められている博物館や文化財保護に対する政策を研究し、より望ましい制度の構築を研究している。 最近の研究対象は文化財についてはユネスコ三遺産事業(「世界遺産」「無形遺産」「世界の記憶」)及び「日本遺産」、博物館については「学芸員」制度である。
植木 美知瑠 講師
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[研究テーマ]日本企業のグローバル・マーケティング
- 日本企業のグローバル・マーケティングの事例を通して、グローバル・マーケティングの複合化、ブランド、チャネル展開とその課題を考察します。
大田 靖 教授
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[研究テーマ]金融、経済、流行、マーケティング、スポーツなどの分野を逆問題の手法で研究する
- 特に、問題を逆に考える、逆問題の手法は生涯の研究テーマであると考えている。逆問題とは、答えから問題を推測することである。「風邪を引いた、ではその原因はどんなウイルスだろうか?」と風邪の症状からウイルスの種類を推測することが逆問題である。例えば、金融では、日経新聞などに掲載されているオプション価格や企業の情報より「株価の期待収益率のトレンドの変化」「倒産企業にみられる共通の特徴」など、また、スポーツ(野球の投球動作)ではモーションキャプチャによる3次元位置データから「肩や肘に余計な力がかかっていないか」「どのように力を効率よく伝えれば良いか」などを逆問題の手法を用いて研究している。
岳 理恵 教授
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[研究テーマ]システム・シミュレーション分析。
- ビジネス情報に基づいた経営シミュレーション分析の実証研究を中心に研究を進めている。研究テーマは
- (1) 流通・小売業のサプライチェーン
- (2) コンテナターミナルのマテリアルハンドリング
- (3) 企業間ネットビジネス
小嶌 正稔 教授
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[研究テーマ]エネルギー転換期の石油流通システム
- CASEに代表される次世代自動車の変革はパワートレインの電化を前提としている。EVであれFCVであれ脱化石燃料の進行は、我が国の石油産業の収益の中核であったガソリン需要の大幅な減少をもたらす。一方で、石油産業はエネルギーの過渡期の中でも、供給責任を担い、供給責任を果たしながら事業転換をする必要がある。さらに災害時のエネルギー供給などインフラを担いながらかつ転換をしなくてはならない石油産業の流通システムについて、複数のチャネル構成員の視点から次世代の石油流通について研究している。
金光 明雄 准教授
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[研究テーマ]税務会計の理論的・実証的研究。
- 税制が企業行動に及ぼす経済的な影響についての理論的・実証的研究を行っています。税法規定が企業の経営戦略の中でどのように解釈され、その解釈の結果がどのように事業計画に取り込まれ、実際の企業の経済活動に反映されるのか、そのメカニズムを解明したいと考えています。
齋藤 巡友 准教授
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[研究テーマ]コーポレート・ガバナンスと企業の財務的意思決定に関する実証的研究
- コーポレート・ファイナンスの領域に係る実証的研究を中心に行っています。最近は、コーポレート・ガバナンスに関連する各種要因や制度的変化が企業の意思決定、特に財務的意思決定に与える影響を定量分析しています。
西藤 真一 教授
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[研究テーマ]おもに地方を中心とする交通のあり方について
- 交通は人々の暮らしを支える重要な社会インフラとして機能しています。人々の生活に根差し、必要なサービスをどのように計画すべきか。表面的には官民が一体となった合意形成のもとで政策立案を行うべきと考えられますが、その背後には多くの論点があります。最近の研究では、おもに住民の意識構造について関心を持ち、社会学的なアプローチも取り入れた分析に取り組んでいます。
櫻井 結花 准教授
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[研究テーマ]学部教育におけるインターンシップの有効性。中小企業の国際化におけるインターネットの役割と課題 。
- 本年度はオーストラリア、台湾、チリの企業と日系企業との比較調査を行う予定です。 また、学部教育におけるインターンシップの理論と実践についての共同研究もおこなっています。
信夫 千佳子 教授
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[研究テーマ]日本企業の事例を分析しながらプロダクション・マネジメントを研究する。
- 昨今の企業においては、経済のグローバル化・ボーダレス化、消費の個性化・成熟化、労働の自己実現意欲の高まりなどに適応した生産活動が求められています。そのような状況に対応したプロダクション・マネジメントを探究すべく、自律分散型生産システムや次世代生産システムなどについて、先進的な日本企業の事例を分析しながら研究しています。日本の製造業やものづくりについて考察します。
辻本 法子 教授
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[研究テーマ]IT時代の新たな消費者を、マーケティング・コミュニケーションの視点から研究する。
- 現代の消費者の行動は、ITの進展にともなった新たなメディアの登場により大きく変化し、売り手が消費者を捕捉することが困難になっています。これらの消費者の購買行動の変化を実証分析によりあきらかにし、時代の変化に対応した効果的なマーケティング・コミュニケーション政策を提案することが研究のテーマです。
中村 恒彦 教授
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[研究テーマ]会計事象の経路依存性。
- 会計事象とは、会計に関することの出来事を意味し、経路依存とは、過去の出来事が現在の出来事に影響を及ぼしていることをいいます。したがって、会計事象の経路依存とは、会計に関する過去の出来事が現在の出来事にどれだけ影響しているかを示します。現在は、研究開発費会計・ソフトウェア会計・キャッシュ・フロー会計などの歴史を調べながら、現行制度との関わりについて検討しています。特に、「利益の質」という概念が登場してから会計に関する考え方が変わってきたことを研究しています。
福田 晴仁 教授
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[研究テーマ]わが国の鉄道貨物輸送
- わが国の物流(物的流通)はトラック中心の体制が確立していますが、トラックドライバー不足の顕在化や環境意識の高まりから、このようなトラックに過度に依存した物流システムについて再考を求める議論が活発に交わされています。とりわけトラックドライバー不足は喫緊の課題であり、これを解決し得る方策の1つが、貨物輸送をトラックから鉄道や船舶に転換する、いわゆる「モーダルシフト」です。鉄道はモーダルシフトの受け皿として注目されており、鉄道が実効性のある貨物輸送機関となり得るために必要とされる方策を研究しています。
藤田 智子 教授
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[研究テーマ]プログラムの目的達成度を評価して発展させるための研究
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事業プログラムを発展的に継続させるため、本来想定した目的がどの程度実現しているか検証することがプログラム評価です。日本の大学教育プログラムを対象に、テストやアンケートなどの量的・質的分析を実施し、多角的・客観的証拠を集めてプログラム評価するための研究をしています。
松尾 順介 教授
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[研究テーマ]企業金融を事業再生や法制度など、あらゆる観点から研究する。
- 日本の社債市場、とくに発行規制に関する制度の変遷やデフォルト処理のあり方、さらに企業の資金調達における社債発行と銀行融資との関連などについて研究してきましたが、近年は株式発行も含めた企業金融全般を研究対象としています。また、日米の企業再建型投資およびファンド、地域の事業再生についても研究しています。さらに、証券市場や企業金融と法制度(会社法、証券取引法、倒産法など)との関連についても関心を持っています。
三輪 卓己 教授
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[研究テーマ]新しい時代のキャリアと人的資源管理
- ITやAIが高度に発達した知識社会では、私たちの仕事や働き方は大きく変わってきます。かつての工業化時代には、多くの組織人やマニュアルワーカーが必要とされましたが、これからの時代には、創造的、あるいは非定型的な仕事に従事する知識労働者や、コミュニケーションを通じて他者に貢献する感情労働者が必要になります。そのような仕事で活躍するためには、自分の意志に基づいて学び、考える姿勢(自律性)や、誰かを思いやり、尊重する心(社会性)が求められます。私の研究テーマは、それらを身につけるための望ましいキャリア発達や、マネジメントを探求することだといえます。
室屋 有宏 教授
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[研究テーマ]農業経営の多角化と地域経済の活性化に関する実証的研究
- 主な研究テーマ
(1)地域固有の資源である地域資源を活用した農業経営の多角化(六次産業化)
(2)地域企業と農業の連携による新事業創出(農商工連携)
(3)企業の農業ビジネスへの参入
(4)企業型農業経営の組織と戦略